Instagramの分析指標"インプレッション"を解説します
こんにちは、Statusbrewです!
前回はインスタグラムマーケティングにおいて重要な指標であるリーチについて説明しました。リーチとともに計測される最も身近な指標、インプレッションについて今日は解説します。
1.Instagramのインプレッションとは?
2. Instagramのインプレッションはどこまでカウントされる?
3. Instagramのインプレッションはどこでチェックするの?
4. インプレッションとともに利用される指標、リーチ
5. インプレッションの種類解説
6. Statusbrewの高機能アナリティクス
1. Instagramのインプレッションとは?
インプレッションとは、あなたのコンテンツ(ストーリーズやフィード投稿を含む)がプラットフォーム上でInstagramユーザーに表示された回数を記録します。つまり、フィードをスクロールしている人の画面にあなたの投稿が通り過ぎた場合、それがインプレッションとなります。
これは、ユニーク・ビューを追跡するのではなく、単なるビューを追跡します。
ユニークとは?:Uniqueとは唯一の、一回きりの、という意味です。ユニーク・ビューは実質、リーチのことになりますね。インプレッションは、「表示回数」のことなので、=ビューとも呼ばれることがあります。
つまり、同じユーザーがあなたの投稿合、それは2つのインプレッションとなりますが、ユニークビューを追跡する「リーチ」は1つだけです。
インプレッションは、認知度を追跡すること、そして広告が順調に回っているかどうかを追跡するためのもので、オーガニックだけに特化して話せば理論的には、時間をかけてインプレッションを増やせば増やすほど、ユニークユーザーはあなたのブランドに親しみを持つようになります。その結果、そのユーザーが製品を購入したり、コンテンツをもっと見たりするようになることが期待されます。
2. Instagramのインプレッションはどこまでカウントされる?
改めて、Instagramのインプレッションとは、ユーザーがあなたの投稿を見た回数のことです。
例えばあなたに300人のフォロワーがいるとして、人気のハッシュタグを付けて3枚の写真を投稿した場合、フォロワー全員が1回投稿を見れば、少なくとも900回のインプレッションが得られる可能性があります。
もちろん、その300人全員が投稿を見てくれるわけではありません。
では、インスタグラムでは何がインプレッションとしてカウントされるのでしょうか?インプレッションは、投稿をクリックしたり、閲覧したりした場合に受け取ることができます。ユーザーがあなたのフィードをスクロールして、あなたの投稿をちらっと見ただけでも、インプレッションとしてカウントされます。
ユーザーがエンゲージするかどうかは関係なく、インプレッションとしてカウントされるのは、ユーザーに何回露出されたかということです。
もし、ある投稿をもう一度見てくれる人がいたら、なぜその人があなたの投稿を繰り返し見ているのかを分析する必要があります。そのハッシュタグを再度使用したり、インプレッション数の多い投稿と似たような投稿を作成したりするとよいでしょう。
3. Instagramのインプレッションはどこで確認できる?
インスタグラムは無料の分析ツール「インサイト」を提供しています。※Instagramのビジネスプロファイルにする必要があります。このインサイトからインプレッションを確認しましょう。

まずはこの投稿を参照にしましょう。フォロワー約780人で909インプレッションということは、1人あたり1.16回私のこの投稿を見たことになります。もっとわかりやすく言うと、1回見た人もいれば、2回見た人もいるということです。

では逆に、この時の投稿はどうでしょうか?フォロワー数に対してリーチとエンゲージメントが劇的に高かったのです。(ちなみに私はプライベートアカウントではなぜかハッシュタグは使いません。)

フォロワー数に対してこの2,500回を超えるインプレッションは、
- フォロワーがなんども私のこの投稿を見てくれている もしくは
- 他の流入経路からのリーチが増えている
ということで、何れにせよ「投稿の寿命が長くコンテンツとしての価値が高い」証拠になります。自分の投稿に対していうのもおこがましいですが...
しかし、これは必ずしもあなたの投稿を見たことを意味するものではありません。多くのユーザーがただ単にスクロールして通り過ぎたかもしれません。逆に、エクスプローラー画面に表示されていたかもしれないので、厳密には見たかもしれないけれど、目に留まらなかったのかもしれません。
ただし2枚目のフィード投稿(上記)は明らかにフォロワー数に対してリーチとインプレッションが圧倒的に高く、ただ単にスクロールして目に留まっただけではないということがわかります。
リーチよりもインプレッションの方が圧倒的に多い場合、それは良いことです。それは、あなたのオーディエンスがあなたの投稿を1回以上、もしかしたら3回以上見にきてくれているということです。
つまり、「この企業・ブランドの投稿を見ていればほしい情報が見つかる」とオーディエンスに伝わっていると言えるからです。
4. インプレッションとともに利用される指標、リーチ
前述したように、通常はインプレッションを単独で追跡するだけでは十分ではありません。リーチも追跡する必要があります。両方を追跡することで、投稿の効果についてより多くのインサイトを得ることができます。
ユーザーは企業・ブランドからの販売購入ファネルに行く際、何度もコンテンツを確認したいものです。10,000人にリーチして11,000インプレッションしかなかったら、その人たちはあなたのコンテンツを1回しか見ていないことになります。
インプレッションが上がれば、リーチもまた増えるという秘密があります。Instagramは、ユーザーがあなたのコンテンツに十分にエンゲージしていることを確認し、その結果、さらに多くのオーディエンスにそれをプッシュします。
5. インプレッションの種類解説
インプレッションという言葉を聞いて想像する種類は様々あるかと思います。
インスタグラムでも厳密にいうと様々なインプレッションがあります。
アカウント・インプレッション-Account Impressions
プロファイル・インプレッションとも呼びます。
通常、Instagramは投稿ベースでインプレッションを算出します。
投稿とは、
フィード/ストーリーズなどのメディアインプレッションのことです。
ただアカウント・インプレッションになると、あなたのプロフィールページのインプレッションも含まれます。
つまりプロフィールからの訪問分もインプレッションにカウントされた数字がアカウント・インプレッションです。
投稿・インプレッション - Post Impressions
インスタグラムの投稿が得たインプレッションの合計数です。
6. Statusbrewの高機能アナリティクスでできること
InstagramのインサイトやFacebookビジネスマネージャーでも、もちろんインプレッションを含む分析はすることができますが、Statusbrewを利用するとより多角的にインプレッションをはじめとする指標からデータを取得することができます。

Statusbrewではデータの一つ一つをカスタマイズ性で取得します。
インプレッションといえども、一緒に様々な指標を使ってデータを取得することができます。
- インプレッションとリーチのバランス
- インプレッションの伸び方とオーディエンスの成長
- 曜日ごとのインプレッション
- 日付ごとのインプレッション
- 時間帯ごとのインプレッション
- 曜日と時間帯のインプレッションの因果関係(チャート)
- 上記時間帯ごとのインプレッションとエンゲージメントの取得までの時間差
- タグ(コンテンツ)ごとのインプレッション。コンテンツの種類によってどこまでインプレッションが変わるか?
...など無限のデータが取れます。

アナリティクスは毎日追いかけるべきです。
忘れそう。。な人は決まったデータ(ダッシュボード)を予約しておくこともできます。興味のある方はぜひお声掛けくださいね!