ソーシャルメディア運用代行業: クライアントを獲得する方法

2024年2月19日 6 min read

こんにちは、ソーシャルメディアマーケティングのエキスパートStatusbrewです。

私たちはこれまで、「SNSビジネスでお金を稼ぐ」「ソーシャルメディア運営代行業を始める」というテーマでブログをいくつか書いてきました。ソーシャルメディアマーケティング代理店(運用代行業者)は、SMMA(Social Media Marketing Agency)として訳されることが多く、日本だけではなく世界中にこれを本業・副業にしている人がいます。

では、ソーシャルメディアマーケティング代理店(SMMA)を実際に立ち上げたとして、どのようにクライアントを獲得して、お金を稼いていけばよいのでしょうか?

SNS運用代行業界の一歩先を行くためには?

SMMAとしてマネタイズをする場合、私たちが提案するのは、SNS投稿に加えて

コメント監視・オーディエンスとのコミュニケーションの代行を行う代行業者として他と差別化するということです。

コメント監視の代行業について最も詳しく書かれた記事はこちら

コメント監視は海外ではよく知られていますが、日本ではまだその重要性が知られていませんでした。しかし、X(旧Twitter)が収益化された影響で、バズったポストにランダムなリプライをして閲覧数を稼ごうとするいわゆる「インプレゾンビ」が現れました。インプレゾンビや誹謗中傷などでコメント欄が無法地帯と化したことをきっかけに、コメント欄を管理する必要性が認知されつつあると考えられます。

インプレゾンビ対策などの需要が認知され始めたコメント監視ソリューション市場は、日本ではまだ誰も手を出していない領域であり、収益化のチャンスの大きい事業だといえるでしょう。


今回の記事では、代理店立ち上げたばかり・ほぼフリーランスの方を読者にイメージしています。

例えば、元々ウェブデザイナーやグラフィックデザイナーを行っていた人がソーシャルメディア周りも依頼され、Statusbrewにご相談いただくケースが多いです。

このような、大きいマーケティング代理店に挑戦できるほどの市場シェア・経営資源は保有していない、駆け出しのSMMAが、投稿だけではなくコメント監視も行うニッチャーとしてどのようにクライアントを獲得できるか考えていきましょう。

独自のブランドを構築する

ニッチャーの定石は、独自の路線・独自の地位を築くことです。代理店のブランドアイデンティティ・売りたいサービスのイメージを明確にすることが成功への第一歩です。

ブランドアイデンティティの確立

ブランドアイデンティティは、代理店を他社と区別する重要な要素です。ブランドのカラーやロゴ、フォントなどの要素を組み合わせて、独自のスタイルを確立しましょう。クライアントがあなたのブランドを見たときに、そのブランドから何を期待できるのかを明確に伝えることが重要です。

ブランドストーリーの作成と共有

ブランドストーリーは、代理店の背景や理念、価値観を伝える重要な手段です。なぜこの代理店を立ち上げたのか、どんな価値を提供しようとしているのかをストーリーとしてまとめ、顧客と共有しましょう。ブランドストーリーは顧客との絆を深め、信頼を築くのに役立ちます。

ターゲットの特定

サービスを必要とするターゲットを明確に特定することが重要です。業界や企業規模、コメント監視が必要な理由などを考慮し、どのような企業があなたのサービスに関心を持つかを把握しましょう。特定したターゲットオーディエンスに対して、ニーズに合ったソリューションを提供することで、効果的なマーケティングが可能となります。

狭いセグメントへの集中

ターゲティングする際は、幅広い市場ではなく、特定の狭いセグメントに焦点を当てることがポイントです。それにより効果的なリードジェネレーションが可能となります。

コメント監視を必要とするクライアントとは具体的にどのような人たちなのでしょうか?

業界や企業規模は? なぜコメント監視を行う必要があるのでしょうか?

顧客に対する解像度を上げることで、より効果的なマーケティング戦略を展開し、競争力を高めることができます。

例えば、スポーツ団やバーチャルライバーの事務所などがターゲットとして考えらえるでしょう。ファンが多く、活発にコメントされる一方で、アンチや誹謗中傷も多いのが現状です。また、大本となる運営元に信頼されれば、メンバーの個人アカウントのコメント監視の案件に繋がる可能性もあります。ただし、これらの場合は誹謗中傷と批判の区別を明確にすることが求められます。

クライアントを得る具体的な方法

クライアントを得るためには?

コメント監視という独自のサービスに合うようにプロモーションや使う媒体もLinkedInなど独自路線で行うことがポイントです。特定の業界や企業規模に関連するウェブサイトやSNSグループなど、ターゲットオーディエンスが活発に参加している場所を特定しましょう。そこで効果的な広告やコンテンツを展開することで、関心を持つリードを獲得することができます。

スキルマーケットに出品

リードを得るためには、自身のスキルやサービスを積極的にココナラなどのスキルマーケットに出品することも非常に有効です。ブランド化した自分のスキルや知識を提供することで、収益を得ることが可能です。また、これにより、自分のサービスや商品への興味を持つ人々からのリードを得ることができます。

LinkedInの活用

LinkedInはプロフェッショナルなネットワーキングにおける最大のプラットフォームであり、リードを獲得するための素晴らしいツールとなります。プロフィールを充実させ、有益なコンテンツを定期的に共有することで、業界内でのエキスパートとしての地位を強化できます。さらに、LinkedInの検索機能を活用することで、特定の業界や役職の人々をターゲットにすることが可能です。ターゲットの人々に営業のメッセージを送るのも一つの手です。

弊社のLinkedInでの投稿例

代理店のソーシャルメディアプロフィールを最適化する

Weサイトは必ず作成しましょう。また、WebサイトやSNSアカウントは代理店の顔です。どのようにブランドアイデンティティを表すものにしましょう。Webサイトをデザインする際のポイントは、Webサイトを開いたそのままの画面(スクロールしない)で会社の概要を理解できるようにデザインすることです。

特に

①バリュープロポジション・会社の説明

②CTA(行動喚起)

はWebサイトを開いた時のそのままの画面に必ず入れましょう。

また、Webサイトにはブログも投稿することをおすすめします。キーワードが蓄積されSEO対策にもなり、コメント監視の啓蒙活動にもつながります。

コメント監視の重要性を広める

コメント監視は日本ではまだその重要性が十分に認知されていません。コメント監視をセールスポイントとするなら、コメント監視の需要も増加させる施策も同時に求められます。コメント監視に関するコンテンツをブログやSNSなどで定期的に発信していきましょう。

その際に気を付けることは、オーディエンスがどの程度問題を認知しているか留意した上でコンテンツを作ることです。

  1. 問題をすでに認知しているし、解決法も知っている
  2. 認知しているが、その解決法にたどり着いていない
  3. 潜在的な問題に気づいていない

この3パターンの人がいるでしょう。 それぞれの段階に応じて狙うキーワードや構成が異なってくるはずです。

先に上げた、LinkedInで発信する内容や、Webサイトに掲載するブログなどのコンテンツとしても使えます。コメント監視に関する内容を発信し続けることで、専門性や独自性をアピールすることにも繋がるでしょう。


パートナーシップを構築

リードを得るためには、競合しないサービス・プロバイダーとのパートナーシップを構築することも有効です。これにより、お互いの顧客基盤を広げ、相互にリードを共有することが可能になります。特に、サービスや製品が補完的な関係にある企業との協力は、新たなビジネスチャンスを生むことができます。

例えば、私たちStatusbrewのようなSaaSとの競業が例に上げられます。私たちは実際にソーシャルメディアに関わる様々な会社と提携し、リードの共有や互いのサービスの提案などをを行っています。【事例】金融テックVividMoneyがStatusbrewで行ったSNSネガティブコメント一掃

パートナーシップの形成は、共同プロモーション、スポンサーシップ、アフィリエイトマーケティングなど、さまざまな方法で行うことができます。

また、パートナーシップを構築する際には、相手企業のブランドイメージや価値観が自社と一致していることを確認することも重要です。相互に価値を提供し合える関係を築くことで、長期的なビジネスの成功につながります。


まとめ

本記事では、駆け出しのソーシャルメディア運用代行業者がクライアントを獲得するための重要なステップについて詳しく解説しました。

まず、独自のブランド・独自のセールスポイントを構築することが重要です。その方法として、コメント監視という切り口からビジネスを差別化することを提案しました。今回はコメント監視でニッチダウンしましたが、「海外進出したい企業のためのソーシャルマーケティング」「公的機関系のソーシャルメディアマーケティング」なども特定のニッチ層になり得ます。多角的にソーシャルメディア運用のニーズを分解することで、収益化できる領域を見つけることができます。

ブランドストーリーの作成やブランドイメージの形成、ターゲットの特定も方向性を見失わないために必ず行いましょう。

さらに、リードを得るための具体的な戦略もいくつか紹介しました。その中でも、コンテンツマーケティングやソーシャルメディアでの情報発信の結果はすぐに出ないでしょう。しかし、長期目線での囲い込みに効果的です。根気よく投稿しマイペースに成長を続けていきましょう。

今回は、クライアントを獲得する方法を中心に戦略を展開しました。しかし、重要なのはその他の方法も見逃さないことです。既存の顧客のプランをアップグレードすることや、経費を削減することも、ソーシャルメディアを活用して収益を増やすための手段となります。一つのアプローチに固執するのではなく、柔軟にビジネスを展開し、さまざまな可能性を探求していきましょう。

Statusbrewでは代理店向けのプランもご用意しております。Statusbrewとのパートナーシップも含め、お気軽にお問い合わせください。

Emiko Hoshi

Statusbrewコンテンツマーケターです! 日本の大学でインド社会を専攻し、カナダでデジタルマーケティングを勉強・実践中。 企業様向けに、効果的なSNS管理ツールの活用方法やマーケティング戦略に関する情報をお届けします!また、最新のトレンドや効果的な戦略についても幅広くご紹介します。SNSを活用した効果的なマーケティング手法を探っていきましょう! 横浜生まれ横浜育ち。お茶と日本酒が大好きです。

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