Instagramマーケティング | Canvaを使ってビジュアル重視のブランディングをブーストする方法

こんにちは、ソーシャルメディアマーケティングのエキスパートStatusbrewです!Instagramは単なる娯楽ではなく立派なビジネスのプラットフォームへと独立した進化を遂げています。
その最初の窓口として、「写真(画像)」を通して直接セールスにまで持ち込むことのできるInstagramショッピングなど様々です。さらにInstagramで個人がお金を稼げる時代でもあります。

Instagramマーケティング(フィード/ストーリーズ)として成功するためには、目を引く、魅力的かつクリエイティブなコンテンツが必要です。作り込まれやビジュアルブランディング戦略は、ライバルと差をつけるために必須です。

ビジュアルブランドのアイデンティティとは、ソーシャルメディア上であなたのビジネスがどのように見えるか、ユーザーがパッとあなたのアカウントを見てどのように感じるかということがすべてです。
Instagramでは、「画像を必ずアップロードしなければいけない」というそのコンセプトとルールから、強力なビジュアル・アイデンティティは、ブランドメッセージを強化し、よりプロフェッショナルに見せることでフォロワーを増やすことにつながります。

ビジュアル・ブランディング・アイデンティティとは?

多くのブランドは、「これが私のブランドだよ!」と個性を生み出すことに最も苦労するのではないでしょうか。
例えば大手牛丼チェーンの松屋は、吉野家やすき家といった競合他社と差をつけるために大胆なデザインを含めたInstagramマーケティングに乗り切ったのは2019年のことです。

引用:2020年のインスタマーケ、成否を分けるのはやっぱりコンテンツ【松屋の公式アカウント仕掛け人が解説

このように強くブランド・アイデンティティを持つことで、多く語らずともブランドの個性や価値観を瞬時にユーザーに印象付けることができます。

多視覚的に魅力的なコンテンツを通して、オーディエンスに伝えることが大切です。
・企業やブランドとしてのミッションや価値観
・製品やサービスのユニークで特別な点

ではこれらをどう表すかというと、
使用する色、フォント、イメージは、ユーザーが見た瞬間に直感的に、数秒で作り上げることができます。

Instagramのような混沌とした競争の激しいプラットフォームでは、あなたのビジュアルブランディングの強さが、あなたのブランドに興味を持ってくれるかどうかを左右します。

この松屋さんのように、大規模な予算をかけられる企業の方が少ないです。そしてデザイナーを雇う必要はございません。もちろんそれができたら最高なのですが、、、

Statusbrewのお届けするこちらのブログでは、Instagram上のビジュアルブランドアイデンティティを構築するために必要な要素をすべて網羅します。こちらでは、デザインツールCanvaを使ったブランディングを完成させる方法と、そのままInstagramコンテンツを予約投稿・管理する方法についてご紹介します!

Canvaとは?
Canva(キャンバ)とは、こちらの記事でも紹介させていただきました、オーストラリア発の無料で利用できるグラフィックデザインツールです。その美しいデザインテンプレートの豊富さと汎用性の高さから個人、企業と多くから利用されています。StatusbrewのこのブログのカバーもCanvaを利用しています。

StatusbrewはCanvaとインテグレーションしているため、Statusbrewのコンポーズを開いてそのままCanvaが使えます!

Step1: ブランド価値を定義する

ほとんどのデザインプロジェクトの最初のステップは、何を伝えたいのか、誰に伝えたいのかを明確にすることです。こちらはブランディングに当てはまります。
自分のブランド価値を理解すればするほど、ブランドのミッションを表す強力なビジュアル・アイデンティティを作成することができます。

ブランドとしてのポリシーがまだ決まっていない場合は、ブランドを表す形容詞や名詞をリストにバッと書き出して、最も近しいものをピックアップしましょう。
例えばあなたのビジネスが婚活アプリの開発と運営だったら
・情熱
・エンゲージリング
・ウエディング
などではないでしょうか?

いまいちピンと閃かない場合は、自分のブランドがどんな都市や車のタイプであるかを自問自答してみましょう。耐えば「イメージはパリ!」などです。これは、ブランドの個性をより明確に視覚化するのに役立ちます。

よりクリエイティブになりたい場合は、この段階でブランドのムードボード(Moodboard)を作成することもできます。

ムードボードって何?と思った方、デザインを学ばれたり仕事にされている方はすでにご存知かもしれませんが、一言で言うならばアイディアの共有パレットです。アイデアがより詳しく伝わるように素材を集めてコラージュしたもの。写真、イラスト、カラーパレット、文章などといった素材を使ってアイデアやコンセプトを紙面やスクリーン上に紡ぎます。

Source: Canva
Source: Canva

私たちStatusbrewは例えばランディングページやブログプラットフォームのアイディアを新たに出したいときに、Milanoteというアプリケーションを使って、箇条書き文章ではまとまらないアイディアをダッシュボードにノート化したりメモを載せて、矢印で整理したりするためにも使っています。

画像の種類、色、質感、フォントを選択することで、ビジョンが明確になり、それがビジュアルコミュニケーションにどのように反映されるのか、より良いアイデアを得ることができるはずです。

PinterestやCanvaなど、ムードボードを作成できるツールはたくさんあります。Canvaのムードボードの作成方法は非常に参考になります。

もしくはStatusbrewの著作権フリーのメディアクラウドUnsplashとPixabayの統合を使用して、こういうイメージが合うと思ったもので投稿の下書きを作成し、最終的に投稿に使用することができるダイナミックなムードボードを作成することができます。

Statusbrewのプランナーを使用して、これらのピックアップしたイメージ画像があなたのInstagramフィードにどのように統合されるかをマップアウトし、後日公開されるようにスケジュールを組むことができます。

Step2:ブランドカラーをピックアップして一貫したグラフィックデザインを

カラフルで華やかなInstagramフィードにしたいのか、よりビジネスライクにしたいのかなど全体にテーマはお持ちでしょうか?先ほどのムードボードを完成させることによってすでにイメージは固まっていることと思います。

あなたのブランドのための色の組み合わせには無限の可能性があり、同じ色の異なる色合いでも、異なるインパクトを与えることができます。Canvaアプリでは、既製のプリセット(カラーパレットジェネレーター)が用意されており、すべてのコンテンツに同じカラーテンプレートを自動的に適用することができます。そうすれば、投稿はごちゃごちゃせずに全てのブランディングされたカラーが同期された状態で映えます。
ページのフィルターやオーバーレイを選んだら、それを簡単に変更しないようにしましょう。

もしブランドカラーやロゴが独自にすでにある場合は、Canvaのブランドキット機能も同時に使いましょう。一度登録しておくとどのコンテンツにも反映できます。これは私たちStatusbrewのロゴやデザイナーが決めたブランドカラーです。

プリセットを使わないのであれば、Instagramでコントラストや暖かみ、彩度などの設定を編集して自分で作ることができます。Statusbrewのメディアエディターはより多くのフィルターを持っていて、何でも調整できます。
しかし、Statusbrewの場合は各投稿の画像編集の際に、同じフィルターかけ作業をエディターで繰り返さなければなりません。そのために、Statusbrewのアセットマネジャーに画像を取り込んでおいて、取り込む際にメディアエディターであらかじめ画像を編集しておいて保存、テンプレート化できます。
どんな編集をかけたのかも共有ノートにチームメンバーのために残しておくことができます。

Step3: ブランドに最適なフォントを探す


カラーパレットのように、Instagram上で使用するフォントもブランドストーリーを伝える一つの部品になります。

どこから手をつけていいかわからない場合は、どのようなタイプのブランドが一般的に各フォントグループを採用しているかを見てみるといいでしょう。

Canvaのようなデザインアプリには、既製のフォントペアが用意されたテンプレートの豊富なライブラリがあります。フォントをブランドキットに登録して、デザインテンプレートを使う際もフォントは自社ブランドのフォントに切り替えましょう。引用文や商品名でもなんでも、定期的に投稿する場合は、統一感のあるフォントを使いましょう。

アドバイス: 本番前には必ずモバイルでフォントの読みやすさもテストしましょう。複雑なフォントや細かいフォントは、InstagramのBioに使うフォントやInstagramストーリーズのハイライトカバーに縮小したときに読みにくくなってしまいます。Statusbrewではモバイルでもレビューとしてすぐに確認できるため、画像の上に載っている文字(フォント)が読みにくい場合などすぐにまたチームメンバーに知らせることができます。

ステップ4:Instagramフィードをキュレート開始する

キュレーションとは一般的に「収集する」という意味があります。
ブランドカラーとフォントをカバーしたら、視覚的なブランディングを強化するために、一度投稿を一歩引いてに集めてみてみましょう。
どこを見るかというと、Instagramのトップ9〜12の投稿です。
コンテンツに使う画像の種類から、フィルターや編集テクニックまで、一つ一つブランディングルールがまかり通っているかレビューします。

良い例があります。
こちらはカフェダイニングバーのアカウントですが、これこそデザインの統一感といっても良いでしょう。
フォントとブランドカラー(オリーブグリーンとモスグリーンの中間)はもちろんのこと、写真に背景を使う場合もCanvaからデザインテンプレートを利用しています。

テーマとスケジュールにこだわる

では、作り上げたビジュアルコンテンツに適切な戦略を持つことで、オーディエンスとのエンゲージメントを向上させることができます。Instagramマーケティングの目的を定義し、一貫したスケジュールを維持することで、最もエンゲージメントの高い投稿の時間帯も把握していくことができます。

投稿の数や頻度が落ちていくことは最も避けるべきです。だからこそ前段階で申し上げた通り、「いいな」と思ったコンテンツのデザインパターンをネタ帳としてためておくことをお勧めします。

スタイルガイドを作成する

主なデザイン要素がStep1からすべて揃ったので、それらをどのように適用するかのルールをチーム内で設定しましょう。
Canvaを使う場合はCanva内でテンプレート化すれば良いですが、さらにStatusbrewでもデザイン規約としてアセットマネジャーなどに記入しておきます。

例えば、特定の色は常に一緒にペアにしたり、特定のフォントを別のフォントとは組み合わせ禁止、などです。
これはデザイナーがスタイルガイドと呼ぶものです。ブランドのカラーパレット、フォント、ロゴ、写真のスタイルなど、すべてのデザインの決定に役立つ参考書です。
スタイルガイドには、いくつかのモックアップの例を含むビジュアルスライドが含まれていることが多いですが、社内のInstagramマーケティングのルールブックに従い柔軟に作成します。
これは、デザインの選択が実際にどのように機能するかを示すことで、視覚的なブランディングを本格化させます。

モックアップの例とは、
・Instagramフィード投稿 の場合のパターン
・Instagramストーリーズの場合のパターン
などInstagramの投稿のタイプごとに作成します。

投稿を予約して管理する

Statusbrewでフィードもストーリーズも予約してしまいましょう。Canvaを通してコンテンツは、忘れないうちにStatusbrewのコンポーズから投稿のキャプションもハッシュタグも用意して投稿を承認のワークフローにかけます。

投稿を予約した後から結果の追跡まで、Statusbrewのプランナーと分析レポートで責任が持てます。

Coming Soon!

まとめ

Instagramのコンテンツは、写真、動画、IGTV、Instagramのストーリーと幅広いです。すべてのコンテンツは、パズルのピースのように、数が多くなるにつれて複雑で混乱することも多いかもしれません。
ですがビジュアルコンテンツこそ王道であり、戦略があたれば、あっという間に大規模な消費者層を獲得することができます。

さらにアドバイスですが、お持ちのスマートフォンのカメラロールに "ブランドパレット"と呼ばれるフォルダを作成することをお勧めします。ロゴなどすべてのデザイン資産を保存する場所になります。もしくはStatusbrewのアセットマネジャーにモバイルからすぐアクセスできることもぜひ覚えていてください。

アセットマネジャーという名のブランドパレットからそのまま画像をコピーしてInstagramのストーリーズエディタで編集して投稿を送信もできます。

Canvaを使ったInstagramコンテンツのアイディアは今後もどんどん紹介していきます!