多店舗のSNSマーケ効果が一目でわかるGoogleビジネスプロフィール/Instagram同時分析!
こんにちは、ソーシャルメディアマーケティングのエキスパートStatusbrewです。
この記事では、多店舗のSNSマーケティングにおいて、GoogleビジネスプロフィールとInstagramの同時一括管理を行い、Instagram&Googleビジネスプロフィール複合レポートを作成しクロス分析を行うことにより、現状を明確に把握し、効果的なマーケティング施策の立案が可能となる方法について紹介します。まずSNSマーケティングの重要性とその効果について述べ、代表例であるInstagramとGoogleビジネスプロファイル活用例について紹介し、その後それらネイティブツールからの投稿パフォーマンス分析の行い方、そしてInstagramとGoogleビジネスプロフィール同時一括管理でクロス分析を行うために取得すべき分析指標について、それぞれ解説していきます。この記事を閲覧し、指標を正しく認識することにより、効果的な施策の立案に役立てることができるよう記していきます。
この記事は以下に当てはまるような方におすすめです:
・店舗のSNS担当者様
・店舗経営者様
・複数店舗運営責任者様
・多店舗運営企業の本部でIT管理部門(SNS管理)担当者様
・効果的SNSマーケ導入、運用を目指すすべての方々
目次
2.SNSマーケ代表例InstagramとGoogle ビジネスプロフィール
2-1. InstagramとGoogleビジネスプロフィールを使用したSNSマーケ成功事例
4.InstagramとGoogleビジネスプロフィール同時一括管理でクロス分析
5.StatusbrewのInstagramとGoogleビジネスプロフィールのクロス分析
1.SNSマーケティングの重要性とその効果
アメリカに本社を置くソフトウェア会社Ambassoderの調査によると、ソーシャルメディア上で何か良い顧客体験をすると、71%の顧客はその顧客体験を他者に自主的に伝えてくれるといいます。また、実際顧客の消費行動はどのように変化したでしょうか。この記事を読んでくださっているあなた自身の消費行動の変化について一度振り返ってみてください。10年前と比べ、SNS上でのプロダクトチェックやレビューチェックが増加したという方が多いのではないでしょうか。事実、実店舗で購入する前に、全体の約40%の人が一度インターネットで確認すると言われています。仮に若者のみに限定するとこの割合は顕著に上がると予測されます。今や、顧客の感覚が変化し、インターネット上で情報を得たり、購入したりすることに抵抗がなくなり、オンライン上での企業からのアプローチ、顧客からの口コミ、顧客同士の紹介の力が大きくなっています。またその規模もとても大きくなっています。NTTドコモモバイル社会研究所のWeb調査によると、全国の15歳〜79歳を対象にしたスマートフォン所有調査において2022年には所有率が94%に達しています。2010年度にはその割合は4%であったことから、急速に所有者が増加したことがわかります。
時間と労力は要しますが、例えオーガニックコンテンツのみで広告など投稿にコストをかけないにしても、企業にとっては出せば出すほどその投稿が蓄積されデータが溜まっていき、そのコンテンツ自身が価値となり企業財産になります。さらに顧客と直接繋がりを持つこともできます。ソーシャルメディアによる発信は対面での直接発信に比べ格別に拡張性や拡散性が高いため、スタートアップ企業や小規模ビジネスであったとしても、全世界のモバイルユーザー実に約50億人もの人々へ拡散できる可能性をも秘めています。これらの状況からSNSマーケティングの重要性は高くなっていると言えます。
実際SNSマーケティングを効果的に行うと、以下のような効果が得られます。
・ターゲット顧客への直接的アプローチ
・コミュニケーションの促進
・販売促進効果
・リピート率の向上
SNSマーケティングを効果的に行うと述べましたが、効果的に行うとはマーケティングの予算の大半をSNSマーケティングに振り分け、可能な限り広告課金にコストをかけるという意味ではありません。ここでの効果的とは、きちんと現状を把握した上、分析→試行→検証を繰り返すことを意味します。現状を把握するためには、’’管理’’が非常に重要となってきますこの’’管理’’の行い方については4.InstagramとGoogleビジネスプロファイル同時一括管理でクロス分析で詳しく述べます。
2.SNSマーケ代表例InstagramとGoogle ビジネスプロファイル
SNSマーケティングと言っても、ソーシャルメディアはざっと数えるだけでも何十種類も存在します。今回はその中で、認知度向上やブランドイメージの向上に加え顧客と直接繋がりも持ちやすいSNSマーケ代表ソーシャルメディアの1つであるInstagramと、Google検索やGoogleMapとの親和性が高く、オーガニックコンテンツより上位に表示される強く有効活用をおすすめするGoogleビジネスプロファイル、この2つのSNSマーケティングを例に記していきます。
1.Instagram
Facebookを運営するMeta社が提供するサービスとして世界でも人気のSNSとなっており、約15億人ものひとが活用していると言われています。
インスタグラムでは、
・基本型投稿
この3種類の投稿方法が可能となっており、伝えたい内容、ターゲット顧客に応じてこの3種類の投稿を使い分けることができます。ストーリー投稿は24時間で基本的に表示が消えますが、ハイライトを作成しいつでも見られるようにすることができます。
2.Google ビジネスプロフィール
Google社が以前提供していたGoogle Myビジネスを多店舗運営企業の人でも使いやすいようにするなどさらなる改良を加え名称変更したものが、Googleビジネスプロフィールとなっています。Googleでの検索時、オーガニックコンテンツより上位に表示され、Google Mapで実際に店舗内容やコメントをチェックすることができます。Googleビジネスプロフィールを使用しなくても、Google側が店舗情報を登録することもありますが、オーナー登録をすることで自身で管理を開始することができます。
管理を開始することによって、
・Google ビジネスプロフィールの作成
・店舗情報や変更点のお知らせ
・プロフィールサイト内で予約
・コメントへの返信及び不正コメント削除申請
これらの機能を使用することができるようになります。MEO対策はSEO対策に比べ複雑ではないと言われており、またGoogle検索内ではオーガニックコンテンツより上位に表示されるため、検索ヒットする確率が高くなります。また、Google Map内でのリサーチは、他のソーシャルメディアでの検索と比べその後の来客率は高くなっています。
2-1. InstagramとGoogleビジネスプロフィールを使用したSNSマーケ成功事例
日本に7ホテル、ベトナムに1ホテルという多店舗を運営するPDS HOTELSさんの神戸と東京の店舗を例に見ていきます。店舗ごとにアカウントを作成し、3種類の投稿を使いわけさらにハイライトも活用されていることがわかります。
また、Googleビジネスプロフィールも管理されています。神戸旧居留地ホテルでGoogle検索すると、ホテルホームページや各社予約サイト、ホテル紹介記事より先にGoogleビジネスプロフィールが下記の写真例のように表示されます。また、Google Mapから開いた場合でも空室状況を確認することができます。さらに3つ目の写真ではコメントに対し返信を行い真摯に対応していることがわかります。このようなコメントが届いた際、もし何も返事をせず放置してしまっていたら、本当は自社のことではないのにも関わらず次にコメントを読む顧客達に悪い印象を与えてしまいます。適切に対応することによって、誤解を生むことなくホテルのイメージを傷つけることなく運営を行うことができます。PDS HOTELSさんはInstagramとビジネスプロフィール双方のSNSマーケティングをうまく行えていると言えます。
3.ネイティブツールからの投稿パフォーマンス分析手法
最近では、ネイティブツール(Instagramやビジネスプロフィール)からでもそれぞれいくつかの代表的な投稿パフォーマンスを取得することができます。まだ、ネイティブツールからの投稿分析パフォーマンスを確認していない方々は必ず確認してみましょう。
1.Instagram
Instagramでは、自分のアカウントプロフィール画面からプロフェッショナルダッシュボードをクリックすることによってパフォーマンス効果を閲覧することができます。その後アカウントのインサイトをクリックします。以下の写真例では、リーチしたアカウント数に関する指標について確認しています。リール投稿からのリーチはフォロワー外からが多いことがわかります。この指標からは、より多くの人に周知したい場合はリール投稿を行い続けることが適切であるということが明らかになります。逆にストーリー投稿はほとんどの場合既存のフォロワーにリーチしている状況にあるので、より細かなことを伝える際に活用すると良いということがわかります。
2.Google ビジネスプロフィール
Google ビジネスプロフィールでもインサイトから投稿パフォーマンスを確認することができます。顧客がどのキーワードを使用し検索したか、電話問い合わせ、口コミなどに関する分析情報も取得することができます。
4-1.同時一括管理が必要な理由
それぞれ異なるソーシャルメディアプラットフォームでのソーシャルメディアマーケティング効果を同時に取得し一括管理でクロス分析を行うことにより、単体のソーシャルメディア分析に比べ、より確かな分析を行えるようになり、より最適なSNSマーケティングを行えるようになります。単体のみの分析では、比較分析を行うことが難しく、それぞれのソーシャルメディアの強みを活かした効果を活かした戦略を立てづらく複数のソーシャルメディアを用いたとしても役割が重複してしまい、かえってわかりづらくなってしまうことがあります。
同時一括管理でクロス分析を行うことにより以下のような効果を得ることができます。
1.全体像の把握:両方のプラットフォームを同時に分析することで、より広範な視野からマーケティング戦略の効果を把握することができます。
2.マーケティング効果の評価:同時一括分析を行うことで、企業はそれぞれのプラットフォームでのマーケティング効果を評価することができます。例えば、Instagramでの投稿がGoogleビジネスプロフィールに比べて効果的である場合、企業はInstagramにより多くのリソースを割り当てることができます。
3.投稿の最適化:同時一括分析を行うことによって、企業は両方のプラットフォームでの投稿の効果を比較することができます。これによって、投稿のタイミングやコンテンツを最適化し、効果的なマーケティング戦略を策定することができます。
4-2.分析に重要な指標とその解釈方法
それでは、これから実際にGoogleビジネスプロフィールとInstagramの同時分析を行う際に取得すべき指標とその解釈方法について紹介します。以下の指標を参考にしながら、自社のソーシャルメディア分析に活用し効果的な施策の立案に役立ててください。
まずは、流入に関する指標を紹介し、その後同時分析を行う際に比較対象として同時に取得すべきInstagramとGoogleビジネスプロファイルのそれぞれの指標を紹介します。
1.双方それぞれSNSアカウントからの流入数:
一方のSNSアカウントにリンクを添付し、もう一方のSNSアカウントヘ誘導することができます。双方のデータを取得することによって、それぞれ一方のサイトからもう一方のサイトへの流入数を把握することができます。これによって、次に示すような事柄を把握できるようになります。
(1)ユーザー行動の理解(トラフィックの流れを認識)
どのユーザーが一方のSNSアカウントからもう一方のSNSアカウントへ行動していることがわかることにより、ユーザー行動を理解できるようになります。
(2)ソーシャルメディアアカウント誘導改善の特定:
双方それぞれの流入数を理解することができることにより、流入数がうまくいっていない場合には、その誘導改善を行わなければいけないと認識することができるようになります。
(3)キャンペーンによる流入数の変化:
一方のSNSアカウントでキャンペーンを行うなど通常時とは異なる運営を行った場合、そのキャンペーン効果による流動数の変化を把握することができます。
[引用: Buffer社 The 5 Most Meaningful Google Analytics Reports for Social Media Marketers]
2つのアカウントでなく、さらに複数のアカウントで流入誘導する場合でも安心することができます。Statusbrewでは、InstagramやGoogleビジネスプロフィールの投稿作成時に挿入するリンクにUTMパラメーターをカスタムで作成できる機能があります。1つの流入に対し(Google business プロフィールから来ているのか?Instagramから来ているのか?Facebookから来ているのか?など、どのソーシャルメディア媒体から流入してきたかに加え、どういう内容でサイトに流れてきてるのか?を、のちにGoogle Analyticsを使ってticsをt測ることができます。
ただし、この際きちんとUTMパラメーターを設定することが必要です。
UTMパラメーターを設定することにより、どのアカウントから流入してきたかを細かく細分化して把握することができます。
Statusbrewの管理ツールを活用すれば、どのSNSアカウントから流入させることができたか、すぐに視覚的に把握することができるようになります。
ただし、流入数のみでは、実際企業の業績につながる効果を測ることはもちろんできません。
流入数は、入り口であり、その後の顧客アクションを詳しく追っていく必要があります。
2.流入後のコンバージョン率比較
通常時のコンバージョン率と異なり、一方のSNSアカウントからもう一方のSNSアカウントへ移行した場合のコンバージョン率を知ることにより、アカウント流入による実際の効果を把握することができます。
3.いいね数(Instagram)とクリック数(Googleビジネスプロフィール)
いいね数は、投稿コンテンツがどのくらいの好感度をもたれているか示す指標であり、クリック数はそのコンテンツがどれほど魅力的でどの程度効果的な行動喚起を行えているか把握するのに有効的で、コンテンツの人気度を測ることができます。
4.リーチ数(Instagram)と閲覧表示数数(Googleビジネスプロフィール)
リーチ数とは、つまりそのコンテンツがどれだけの人に届いたかを示す指標です。リーチ数は露出数であるため、リーチされた人が全員見るとは限らず、リーチ数=クリック数とすることはできませんが、これらリーチ数や閲覧表示数の指標を比較することでそのコンテンツの影響力を的確に把握することができます。
5.コメント数(Instagram)とレビュー数(Googleビジネスプロフィール)
コメント数やレビュー数はユーザーのエンゲージメントを測るのに役立ちます。コメントやレビューが多ければ多いほど顧客自身が積極的に企業(店舗)と関わっていることを確認することができます。
6.フォロワー数(Instagram)と閲覧数(Googleビジネスプロフィール)
フォロワー数はそのコンテンツに興味を持ってくれている人が、そのコンテンツを定期的に見られるように顧客自らが継続的な関係性を持ちやすくするための行動を行なってくれた状態であり、リピーターも多くいます。閲覧数はそのコンテンツやアカウントを試聴してくれた数であり、両者を横ざしで見ることで、知名度や人気度、そしてさらに影響力の把握に繋がります。
7.フォロワー居住地(Instagram)と閲覧ロケーション(Googleビジネスプロフィール)
フォロワー居住地と、閲覧ロケーションはユーザーの居住地と閲覧時の所在地を示します。
店舗所在地とフォロワー居住地や閲覧ロケーションが一致するとは限らず、場所を把握することは、コンテンツ戦略のみならず企業戦略の最適化に繋がります。またSNSの役割分担も行うことが可能になります。
8.エンゲージメント率(Instagram)と流入アクション数(Googleビジネスプロフィール)
エンゲージメント率は、投稿に関するユーザーの関心度を示し、流入アクション数は、他のSNSからの直接的流入を表します。これらの指標も、どの程度顧客に直接的影響を与えているかの理解に役立ちます。
9.フォロワー属性(Instagram)とユーザー属性(Googleビジネスプロフィール)
フォロワー属性やユーザー属性を把握することで、ターゲット層をより明確に把握し、それに基づいたマーケティング戦略を行えるようになります。
10.インプレッション数(Instagram)とクリック数(Googleビジネスプロフィール)
インスタグラムにおけるインプレッション数とは、実際に見られた数のことを示し、同じ人が複数回閲覧してくれた場合、それらは全てインプレッションとしてカウントされます。クリック数と横ざしに見ることで、どの程度ユーザーからの反応があるのかを的確に見ることができます。
11.プロフィール訪問者数(Instagram)とプロファイル訪問者数(Googleビジネスプロフィール)
プロフィール訪問者数とプロファイル訪問者数は、アカウントのメインページに訪れてくれた人を示す指標であり、コンテンツや企業そのものに関心を抱いてくれ、より詳しく情報を知りたいとユーザー自らが行動を起こしてくれた人数を示します。これらは、今後のフォロワー数やエンゲージメントにつながる重要な指標となります。
次に、同時取得ではないけれど、より適切に状況を把握し分析を行うために取得すべき指標とその役割について述べます。
11.保存数(Instagram):
Instagramの投稿に対する保存数は、ユーザーがコンテンツを後で見返したいと思った際に重要な指標です。保存数が多いほど、投稿が興味深いと感じられており、なおかつ一度ではなく何度も見たいと思われるほど価値の高い投稿であることがわかります。
12.投稿ごとのエンゲージメント(Instagram):
投稿ごとのエンゲージメントを測ることにより、どの程度ユーザーがそれぞれの投稿に対し関心を持っているか把握することができ、よりユーザーに影響を与えている投稿を導き出せるようになります。
13.ストーリーごとのエンゲージメント(Instagram):
ストーリーごとのエンゲージメントを測ることにより、ストーリーは特にフォロワーの閲覧傾向が高いため、元々エンゲージメントが高い層の中で特にどのような投稿のエンゲージメントが高いかを把握することができます。
14.最適投稿時間帯(Instagram):
最適投稿時間を把握することにより、同じ投稿内容であったとしても、より効果的にユーザーにコンテンツを届けられるようになります。
15.ハッシュタグ効果(Instagram):
Instagram上では、投稿のハッシュタグデータを集計したものを閲覧することができます。
特に日本では、ハッシュタグからの検索が他国に比べ高いというデータもあり、ハッシュタグを適切に利用できると、リーチ数やインプレッション数の大幅向上に役立ちます。Statusbrewツールでは、さらにどのハッシュタグが最もいいねやコメント、インプレッション、保存、リーチを促進しているかも分析することができます。
15.コンバージョン数とコンバージョン率(Instagram):
コンバージョン数は、SNSマーケティングにおいて設定した目標を達成した数を示し、コンバージョン率はその割合を示します。これらの数値や割合を理解することによって、当初のSNSマーケティング目標をどの程度達成したかしっかり可視化することができ、進捗具合を適切に把握することができます。
16.検索クエリ(Googleビジネスプロフィール)
検索クエリとは、ユーザーが検索した際に実際に使用した単語や単語の組み合わせを指し、検索クエリを分析することにより、キーワードの人気度がわかり、のちの戦略に生かすことができる上、キーワードの選定力を高めることができ、ターゲットユーザーにリーチされやすくなります。
17.レビュー評価(Googleビジネスプロフィール)
レビュー評価を分析することで、顧客満足度を把握することができることはもちろんのこと、自社プロダクトを客観的に見直し、強みや改善点を洗い出すことができます。さらに適切に管理を行うことができれば、今後マーケティングに活かすことも可能になります。
18.プロファイルから実際に地図アプリを活用した数(Googleビジネスプロフィール)
プロファイルから実際にGoogle Mapを開いてくれたアクセス数を知ることにより、ユーザーの行動傾向をより把握することができます。また、地図アプリからの来店率は1番高いと言われており、プロファイルから来店に繋がる成果をどれほど挙げられているか確認する指標の1つとなります。
19.プロファイル内のサービス概要ページへのアクション数(Googleビジネスプロフィール)
プロファイル内のサービス概要ページへのアクション数は、プロファイルを訪れた人がどれだけ自社店舗、プロダクトに興味を抱いてくれ、さらなる情報を得るためにアクションを起こしてくれたかを把握することができ、プロファイルに訪れてくれた顧客の自社サービスへの関心度を測ることができます。
20.これらのデータを週次・月次に取得し比較することによって一定期間の効果や傾向を分析
何よりも大事なことは、SNSマーケティングを継続的に行い、これら上記に示したデータを週次・月次に取得し、それぞれの期間でレポートを作成、またそれらのレポートを比較することによって一定期間の効果や傾向の分析を行い、さらなる改善、成長に向けて役立てることです。
5.StatusbrewのInstagramとGoogleビジネスプロフィールのクロス分析
Statusbrewは、たくさんの店舗アカウントとなるInstagram 、Googleビジネスプロフィールを同時に横刺しで分析ができます。
店舗運営をする場合、
- Instagramアカウントの店舗別のエンゲージメントやフォロワーの推移を確認したい。
- 店舗を地域ごとにグループ化して、エリアごとのコメントの内容を確認したい。
- 店舗ごと、管理チームごとの口コミ評価をポジティブ、ネガティブごとに分けたい。
- 地域ごとに検索キーワードの違いを実証したい。
- InstagramとGoogleビジネスプロフィールのオーディエンスの違いを確認したい。
のようなクロス分析が必要になる場合、この全てを実現するのがStatusbrewの高機能アナリティクスですが、Statusbrewではデータの作成は完全カスタム式です。
StatusbrewでInstagramとGoogleビジネスプロフィールのデータを比較する方法
Statusbrewではデータの単位をウィジェットと呼称しています。「見たいデータ」をウィジェット作成画面で作成することにより、24時間単位で自動的に更新されるデータがダッシュボードに浮かび上がります。
ウィジェット作成画面では、このようメトリクス = 分析指標を選択することから始めます。
レポート開く→ブランクレポート作成→ウィジェット(データ単位)でメトリクスを見てみてください。Googleマイビジネス の分析指標と、Instagramの指標を同時に選択して見比べる事もできます。
2つの選択した指標から取得できる数字が、上記の通り表示されましたね。これをどのように切り分けて確認したいか?を決定する要素がディメンションです。
次の画面ではディメンションをプロファイルごと=店舗アカウントごとにしてみました。これで、
Googleマイビジネス とInstagram両方のインプレッション数を、店舗アカウントごとに分けたデータ、が作成されました。
このようにウィジェットを指標とディメンション、細かいフィルターを使い分けることによってあなただけのカスタムレポートを作成して、店長会や本部マーケティングチームと共有しましょう。