高機能自慢の外資系縛り!ソーシャルメディア(SNS)分析ツール9選

2023年10月8日 7 min read

こんにちは、ソーシャルメディアマーケティングのエキスパートStatusbrewです。

ソーシャルメディアを運用している企業のマーケター様であれば、特に

・マーケティング代理店として複数のクライアントのソーシャルメディア分析報告書を作成する必要がある
・状況やキャンペーンごとに異なるデータを臨機応変に抽出する必要がある

のではないでしょうか?本日はStatusbrewがおすすめするソーシャルメディアアナリティクスツールを紹介します。

外資系ツールを推奨する理由
1.Statusbrew:日本語ローカライズのSprout Socialのライバル
2.Sprout Social:業界のドン的存在
3.Agorapulse:Statusbrewのライバル
4.Buffer:小規模事業者の強い味方
5.Hubspot:日本でも馴染みのあるCRMツール
6.Sprinklr:王者の威厳、CX管理ツール
7. Meltwater:老舗のリスニングツール
8.Zoho Social:新興かつ注目の存在
9.Sendible

外資系ソーシャルメディアツールを推奨する理由

Statusbrewも外資系ツールですが、ソーシャルメディアアナリティクスツールでは圧倒的に外資系が優位であると自信を持っています。

1. 多機能性と高機能性

・多様な指標: 外資系のツール(例:StatusbrewやSprinklrSprout Social)は、多種多様な分析指標を提供し、広範なデータポイントから洞察を引き出します。→Statusbrewの分析指標は2023年10月時点で237個!

・統合的な機能: 多くの外資系ツールは、異なるプラットフォーム(Facebook, Twitter, Instagramだけではなく、LinkedInやGoogle Business Profile, YouTubeやTikTokなど)のデータを一つのダッシュボードで一元管理できます。その接続できるソーシャルチャネルの数が揃っていることも特徴的です。

・自動化: タグ付けやエンゲージメント率の自動集計、レポート作成、アラート通知など、自動化された機能も豊富です。

2. カスタマイズ性

・フレキシブルなダッシュボード: 外資系ツールは、多くの場合、ユーザーがダッシュボードを自分のニーズに合わせてカスタマイズできます。

・カスタムレポート: ビジネスに特有のKPIに焦点を当てたカスタムレポートを作成する機能も一般的です。

3.スタート価格が安い!

外資系ツールは圧倒的に日本製ツールと比べてスタート価格が安いです。Statusbrewは月額126ドルスタート、かつ初期費用なるものはSaaSであるゆえに発生しません。

日本製ソーシャルメディアアナリティクスツールの特徴

1. ローカライズという強み

・日本市場の理解: 日本製ツールは、日本市場の独特のニーズやユーザー行動を深く理解しています。

・日本語対応: UI/UXが日本語で、ローカルユーザーに親しまれやすくなっています。

2. カスタマーサポート

・母国語アドバンテージ: 日本語でのサポートが得られるため、ユーザーとのコミュニケーションがスムーズです。

3. 合法性と規制への配慮

・プライバシーポリシー: 日本のプライバシー法や規制に準拠しやすいです。

・データハンドリング: ローカル法規に基づいたデータハンドリングとストレージソリューションを提供します。

Statusbrew

Statusbrewはインド発(アメリカ、チェコ、そして東京に支社あり)の高機能ソーシャルメディアモデレーション・アナリティクスツールです。本日紹介する外資系ツールの中でも日本語へのローカライズに特化した数少ないプラットフォームです。

12種類のソーシャルチャネル(TikTok、YouTube、LINE、LinkedIn、Google Business ProfileやWhatsApp)に対応する、大規模組織、複数のクライアントを抱えるマーケティング企業向けのアナリティクスツールです。

完全に日本語にローカライズしています。

237個の分析指標を持ち合わせたカスタム式データ作成フォーム

・237種類のソーシャルメディア分析指標→業界の中でもトップクラス

Statusbrewは、画像の「データ作成フォーム」を使うことで大量のソーシャルメディアデータの集計、比較の可視化を数百通りにも対応できる操作性の幅広さが自慢です。

競合他社分析、センチメント分析、またラベリング機能によるタグ分析だけではなく、ベンチマークを設定して目標達成に対するアラート機能や、よりデータの要因を特定しやすくする二次元テーブルチャートなどアナリティクスに特化した高度ツールです。

Statusbrew=最も日本語にローカライズされたツール&カスタマーサポート

外資系でダントツの日本語ローカライズ度 - ほとんどの外資系ツールは日本市場のローンチの難しさからローカライズしても撤退などをこの10年繰り返していましたが、Statusbrewは2015年からアプリケーション、ヘルプリソース、カスタマサポートその全てを完全日本語化しています。

以下は、過去 12 週間のライブ チャットによるカスタマーサポートの件数です。

日本含むすべてのお客様(Premiumプラン以上のお客様のみライブチャットに対応)に、

・3分42分以内の所見返信時間

・16時間以内のチケット解決

を過去4年間、毎月維持しています。

【価格】

詳しい価格はこちらから

高機能アナリティクスを利用するにはPremiumプラン(月額¥30,000)〜への課金が必要です。代理店プランについてはお問い合わせください。

Sprout Social

世界で最も企業向けのソーシャルメディアマーケティングツールといえば、Sprout Socialと、自身もStatusbrewというツールを運営しているにも関わらず答えます。

ただ日本という市場ではあまり有名ではないかもしれません。それもSprout Socialは機能面で言えば間違いなく業界トップ3にはいるのですが(筆者個人的には業界一位だと思っています)

UIの美しさ、インタラクティブさの評判が高く、世界で多くの代理店や大企業に選ばれています。

Sprout Social社より

【価格】

Sprout Social社はStatusbrewが全てのユーザーに提供しているような「カスタムデータの作成」などを全てPremium版にしており、ペイドソーシャル分析やAPI連携などはさらにPremium Analyticsのパッケージ購入が必要で毎年値上がりしていますが2022年の時点では3000ドルでした。

さらにベーシックなプランを購入する必要もあり、最安プランは月額249ドルからで、ユーザーを1人追加するごとに月額199ドルの追加料金がかかるため、平均予算は1000ドル〜です。Sprout社はこの価格の高さからどうしても顧客離れが騒がれていることも現状です。

Agorapulse

Agorapulseを使用すると、Facebook広告レポート、Facebookバロメーター、Twitterレポートカード、Facebookタイムラインコンテストのような5つの無料ツールを提供するため、追加特典も付いてきます。追加無料ツールには、従業員のアドボカシーと共有、Facebook広告のレポートを提供する「AdsReport」もあります。

Agorapulse社より

またソーシャルメディアアナリティクスツールの中でも美しいモバイル版のレポート機能も提供していることが大きな特徴です。外出先でクライアントへ急ぎで報告業務などが必要な代理店にはぴったりでしょう。

【価格】

Premiumプランで月額199ドル〜

Buffer

そんな大規模じゃない、自社のアカウント3〜4個分の管理や投稿パフォーマンスを計測できれば良い、小規模事業者様へはBufferをお勧めします。

Bufferは「スモールビジネスオーナー」のためのソーシャルメディア管理ツールとしてわかりやすいUIで愛されており、投稿ごとの基本的な分析指標とともにまとめてダウンロードできます。

また、ベストな投稿時間ベストな投稿頻度なども予測してくれる機能もついているため、駆け出し中のインフルエンサー向けとも言えるでしょう。

【価格】

月額12ドル/1つのソーシャルチャネルごと

Hubspot

Hubspotは、重要なメトリクスのすべてのデータを提供するソーシャルメディア分析ツールです。

このツールを使用すると、簡単に自分のパフォーマンスを競合他社と比較したり、ソーシャルメディアのROIをレポートしたり、以前のキャンペーンを見たり、投稿をスケジュールしたりすることができます。

注意: HubSpotは、ソーシャルメディア分析の機能を持っていますが、それだけでなく、広範なマーケティング、セールス、カスタマーサービスのプラットフォームも提供しています。これにはCRM機能、メールマーケティングツール、ランディングページビルダー、ライブチャット機能なども含まれています。それにより、企業はリードと顧客との関係を構築、管理、分析することができます。

Hubspot Japanより

このアプリケーションは、特にYouTube上で、オーディエンスがコンテンツにどのようにエンゲージしているかを確認することも可能です。

主な特徴

このソーシャルメディア分析ツールは、CRMも統合しているため、Contactsに関するデータを簡単に取得し、ターゲット指向のキャンペーンを設計することができます。

【価格】

このソーシャルツールの開始価格は、月額$30です。

注: 具体的な料金プランや機能は変更される可能性がありますので、最新の情報をHubSpotの公式ウェブサイトで確認してください。

Sprinklr

Hubspotに続き、Sprinklrはマーケティングから広告、営業、顧客管理、カスタマーサポートまで、ビジネスフローを一元管理できることが特徴です。特にさまざまなチャネル(30種類以上)とSprinklrのさまざまな機能システムと統合することによって、自社のビジネスに関わるメッセージをすべてワークフローに落とし込みます。

これにソーシャルメディアやメッセージングに関する高度分析を可能にしたものがSprinklrです。

Sprinklrは「規模が圧倒的に大きい企業向け」と限定した方が良いでしょう、なぜならその広域にわたるカバー具合や多機能さから、全てがエンタープライズプランとなるからです。

もっともな特徴としては、他のツールがなかなか開発に踏み込めていない完成したSLA成果レポートを取得できる部分でしょう。SLAを徹底しているクライアントを抱えること自体機会が少なそうにも聞こえますが、ここまで全てを揃えたツールといえばSprinklrの一人勝ちともいえます。

【価格】

全て見積もりベース、月額100万円〜

Meltwater

Meltwater(メルトウォーター)は世界的にも最も人気のあるモニタリングソフトウェアの1つであることは間違いなく、オンラインプレゼンスの向上、@メンションのモニタリング支援、センチメント分析、競合他社の活動報告のための包括的なツールを提供しています。

Meltwaterは世界の老舗モニタリングツール、ですが価格の高さ等でグローバルから「小〜中規模ビジネスには向かない」というレビューが一般的です。

Zoho Social

Zohoは元々CRMツールとして、Statusbrewと同じくインドで誕生したビジネスアプリケーションプラットフォームです。営業、マーケティングなどビジネスに関わる全てをクラウド上のソフトウェア化しており、Zohoのソーシャルメディア管理機能をZoho Socialというツールにてパッケージ販売されています。

Hubspotのように、ソーシャルの枠を離れて全てのキャンペーンのROIを計測したり営業CRMに繋げる動きをしている企業には、わかりやすいUIとともにより低価格で提供していることが特徴的です。

【価格】

月額¥3,400〜

Sendible

同じくSendibleのソーシャルメディア分析ツールは、CRMも統合しているため、顧客の連絡先に関するデータを簡単に取得し、ターゲット指向のキャンペーンを設計することができます。

価格: このソーシャルツールの開始価格は、月額$30です。

注: 具体的な料金プランや機能は変更される可能性がありますので、最新の情報をHubSpotの公式ウェブサイトで確認してください。

Hisami Matsubara

北インド発のソーシャルメディアモデレーション&アナリティクスツールStatusbrewの日本支社代表です。日本市場立ち上げのため、2019年単身で渡印し、インド在住5年目です。 「日本語でありそうでない」マーケティング知見を執筆します。 91年生まれ岐阜県出身。少女漫画と文学作品、ワインとインドが好きです。

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