多店舗ビジネスのソーシャルメディア(SNS)マーケティングを"継続"させる秘訣

2023年4月13日 6 min read

こんにちは、ソーシャルメディアマーケティングのエキスパートStatusbrewです。

店舗、支店型のビジネスといえば、主に飲食店やフィットネス、不動産など様々な業界が予想できます。

そして必ず「ブランド」の名の元に、ブランチ(支店)があります。

こちらは米国発の起業家向けのコワーキングスペースを提供する企業WeWorkの公式インスタグラムアカウントです。

多くのブランドは、

  • 異なる複数の国や地域にまたがって支店、支社がある場合
  • 異なる系列のビジネスがある場合
  • 同じビジネスだが異なるソーシャル運用の目的がある場合

に、複数のソーシャルメディアアカウントを作成、運用する傾向にあります。

先ほどのWeWorkで見てみましょう。WeWorkは世界的企業ですので、もちろん世界各地にたくさんのワーキングスペースがあります。東京にも複数ありますよね。

WeWorkの各国のインスタグラムアカウントを並べてみます。インド、コロンビア、そしてイスラエル、アムステルダム、チェコなど様々発見できました。

WeWorkは大企業ですので、このようにパッと見るとやはり国によってはとても人のリソースを使っていますが、「複数店舗がソーシャルメディアを運用するとなると非常に難しい」ということは、すでに実感している方も多いのではないでしょうか?

1.複数店舗のソーシャルメディア運営で起こりがちなこと
2. それでも複数店舗のソーシャルメディアマーケティングをおすすめする理由
3. 複数店舗のソーシャルメディアを継続させる方法

1.複数店舗のソーシャルメディアで起こりがちなこと

ほとんどの場合、本部、本社のマーケティング部や広報部からの通達により、ソーシャルメディアアカウントの開設や運用を各店舗は開始することが多いことは想像ができます。

一つのオフィシャルアカウントだけでも十分じゃないか、と一見思われがちですが、各地域ごと、店舗ごとのアカウントを作る利点はたくさんあります。

このような目的のためにアカウント開設はするものの、起こりがちなこととして、

更新や内容に一貫性が少しずつなくなる

こちらがもっともよく起こる事象ではないでしょうか。

日にちが経つにつれて、投稿は?投稿内容が本社アカウントとの剥離が目立ち始めたり、ある店舗は更新が一気に止まったり、さらにはマーケティングの趣旨とは違う問題が起きがちです。

なので、たまに更新頻度がバラバラかつ、色の統一もされていないアカウントを見つけたりはしませんか?

これこそせっかくリソースを投入したにも関わらずもったいないことです。

そうです、このような複数店舗のソーシャルメディアマーケティングにおいてもっとも難しいことは、「継続する」ことなのです。

本社管理のアカウントなのか?統制が取れなくなる

こちら、良い例がありますのでご覧ください。

インスタグラムでStarbucksと検索すると、多くの「スターバックス」を名乗るアカウントがあります。

私たちStatusbrewの本社がある北インドのAmritsar(アムリトサル)という都市を始め、近くの州の都市の店舗アカウントも諸々あります。

こちらをご覧ください。「スターバックス アムリトサル」という名前のアカウントが私が見ただけでも4つあります。

実際によく行くお店なので聞いてみると、スタッフがそれぞれ作ってしまったり、逆にお店オフィシャルのものではなかったとまちまちでした。

足並みがそろわずパフォーマンスもバラバラ

逆に、このようにコンスタントに投稿して常に良いプロモーションを行っている店舗もあります。どうしても足並みがそろわず、また細かなデザイン含むブランドカラーの統制も取れないことも起こりがちです。

もちろんこれは企業ブランド自体がどこまでブランド・トーンに一貫性を持たせたいかにも依存しますが、

更新頻度がそろわない、ブランドとして間違いのないコンテンツを発信されていない、このようなことはすぐにでも改善したいものです。

2. それでも複数店舗のソーシャルメディアマーケティングをおすすめする理由

Facebook、Instagram、Google My Businessなどのチャンネルは、ローカルを受け入れており、複数の拠点を持つ企業が、それぞれの拠点に固有のコンテンツを含む複数のローカルページを作成することを可能にしています。

これを使わない手はありません。

さらにローカルソーシャルシグナルは検索ランクに影響します!
複数地域にまたがるローカルソーシャルメディアのコンテンツは、検索エンジン最適化(SEO)にとって素晴らしい効果を発揮します。

Google、Yahoo、Bingなどの検索エンジンは、あなたのソーシャルメディアチャンネルを「あなたのビジネスに関するメンション」として見なします。これらのメンションがあなたのウェブサイトと一致する場合、検索エンジンはあなたのサイトをより関連性のある、クオリティの高いものとして見なします。ソーシャルメディアからWebサイトにリンクする場合、そのメンションはバックリンクとしてカウントされます。バックリンクが、あなたのWebサイトと同じトピックを扱っているコンテンツにリンクしている場合、検索エンジンが好む一貫性が生まれます。

引用:uberall

繰り返しになりますが、複数店舗のソーシャルメディアマーケティングを成功させるためには、強力なブランド・アイデンティティが不可欠です。あなたのスタイル、トーン、雰囲気、ワークフロー、そしてソーシャルを通して与えられる顧客体験は、すべての店舗で共通である必要があります。言うは易く行うは難しですが、各店舗でその重要性を強調することは絶対に必要なことです。

企業やブランドとして発信した内容が、一つの店舗からでも、実際にどのように受け止められているかを確認することも大切です。

あなたが届けたいと思った意図通りに受け取られているか、顧客のセンチメントを図りましょう。

3. 複数店舗のソーシャルメディアを継続させる方法

できる限り、「一つの場所」でソーシャルメディアアカウントを管理しましょう。

継続しない = 個々が各々で管理しているため、

  • 実際どのアカウントが運用されているのか
  • 誰がログイン情報を握っているのか
  • 誰が更新をしているのか

が明確にならないことから始まります。

店舗名を全国や国ごとですべて羅列し、まずは各店舗がどのようなソーシャルアカウントを所有しているかをリストアップします。

「一つの場所」と述べましたが、InstagramやFacebookを大量に所有することになる場合は、Meta Businessで管理することも良いでしょう。

詳しくはこちら

大量の散らばったInstagramアカウントをMeta Business Suiteで管理する方法
店舗、事業ごとに大量の散らばったInstagramアカウントの所在がわからない場合、Meta Busienss Suiteで一括管理するようにしましょう。すべてのステップにスクリーンショットをつけています!

一つの場所でコンテンツ・アセットを管理する

各拠点のソーシャルメディアを統一する場合、管理ツール検討する必要があります。一般的な店舗ビジネスモデルでは、マーケティング本部が全体を管理します。つまり各店舗は、ある程度の独自性や裁量を持ち合わせるパターンもあれば、本部からの指示のもとにマーケティングを行う場合とあります。

シームレスに行うには、管理ツールなどを使ってこのような設定や実現が容易になります。すべてのアナウンスやコンテンツにおけるやり取りはすべて行うことが最も推奨されます。

また、「商品やサービス」に関わる画像や動画などのメディア・アセットや、使うべきテキストも、タグをつけて一つのプラットフォームに保管しておくと、使っていいメディアの選別も同時に行えます。

承認ワークフローを採用する

監視したりする必要はありませんが、各地域、店舗がどのようなコンテンツを日々行なっているか、一つのダッシュボードで一覧化し、時にはサポート体制に入れるようにすると良いでしょう。

最も良い方法は、できる限り店舗担当者 > 管理チームの間に承認プロセスを確立させることです。

コンテンツやエリアに応じて、どのチームに投稿をチェックしてもらうか、もしくはアイディアの段階でOKを出してもらうか、など細かく決定することができます。

ソーシャルメディア運用をできる限り自動化する

自動化された手順を導入できる方法を検討していきましょう。そうすることで、ブランドの一貫性を保ち、日々の業務を整然とこなすことができるようになります。

カスタマーサポートの仕分け
コメント監視
レポーティング
・発信コンテンツは予約する

その日その日で投稿するのではなく、できる限り1週間先、2週間先のプランを立ててしまいましょう。

複数店舗ビジネスのソーシャルメディア管理はソーシャルメディアツールの導入が最も手早く便利です。

ぜひStatusbrewにご相談ください。

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「店舗」で働く従業員が気軽に予約投稿チェックができるモバイルアプリ

飲食店やトレーニングジム、薬局などの全国展開する店舗では、日々の業務の煩雑さから、事務所のPCを開く時間がないことを想定し、Statusbrewでは全ての従業員がご自身のもしくは業務用のスマートフォンにモバイルアプリケーションをダウンロードすることで、片手でInstagram/Google My Business両方を予約発信ができます。

Hisami Matsubara

北インド発のソーシャルメディア管理&アナリティクスツールStatusbrewの日本支社代表です。日本市場の立ち上げのため、2019年単身で渡印し、インド在住5年目です。 「日本語でありそうでない」マーケティング知見を執筆します。 91年生まれ、岐阜県出身。少女漫画と文学作品、インドが好きです。

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