高い?安い?ソーシャルメディアの実質的な運用コストを考える

2023年3月16日 4 min read

こんにちは、ソーシャルメディアマーケティングのエキスパートStatusbrewです。

ソーシャルメディアは確実にここ10年でマーケティングチャネルとしての役割を確立しました。ソーシャルだけに限らず、数多くあるマーケティング手法で、企業やブランドがどこに注力して投資するかは企業のマーケターの手腕にかかっていると言っても過言ではありません。

ソーシャルメディアで「成功する」、つまり「顧客を増やす」ためには、マーケティングのプロのサポート、やソーシャルメディアマネージャーの採用に投資する必要があります。

もはやソーシャルメディアは"安いから導入する!"ことが動機になるチャネルではなく、大きなROIを期待するための一手です。

特に、ソーシャルメディアに、次のことを求める企業様、ブランド様は必見です。

ソーシャルメディアマーケティングにかかるコスト

あなたの企業がソーシャルメディア専門のマネージャーを採用し、さらにはデザイン部隊やストラテジストを自社採用するほどの規模であればまた異なりますが、ほとんどのブランドは2つのオプションからマーケティング運用をしています。

あなたには2つのオプションがあります。

-ソーシャルメディア専門のマーケティング企業と代理店契約を結び月額もしくはプロジェクト単位の費用を支払う。

または

-ソーシャルメディアの運用代行を行うフリーランサーと契約をする。ほとんどの場合、フリーランサー個人によるが、時給換算であったり、依頼内容単位でのチャージがされる。
ソーシャルメディアの代行業務も行う Ricaco Miyazakiさん

ソーシャルメディアに強いマーケティング企業と契約する場合のコスト

マーケティング企業は世界各国、無数に存在し、もちろん日本のも多くのマーケティング企業があります。

その中でも最近は、ウェブマーケティング企業だったところがソーシャル運用へも力を入れ出したり、企画〜全てをおこなってくれる企業が増えています。日本では、大企業から中堅〜小規模の代理店とレンジが様々ですので、一言でいくらかかる、とは言えませんが、

  • 1時間あたり5000円〜3万円
  • マーケティングプロジェクト始動の初期費用: 10万円〜50万円
  • 運用費用は広告の場合20%

価格設定は、必ずしも時間単位やプロジェクト単位であるとは限りません。ソーシャルメディアマーケティング会社の中には、よくあるサービスをセットで月額料金パッケージを提供しているところも多くあります。この方法なら、月ごとの予算を簡単に計画できますよね。

ここでは、私たちStatusbrewが日本を含めた各国において高品質と認めたソーシャルメディアマーケティング会社の月額費用が最も安い例をいくつか紹介します。

S社は、顧客のGoogleやFacebookページのレビューに対応する: 35000円
L社はFacebookとInstagram広告コメントを監視し、月に12回の投稿を投稿キャンペーンを公開する: 85000円
A社によるソーシャルメディア広告の作成と掲載: 20%チャージ

ソーシャルメディアフリーランサーや個人代行と契約するコスト

ランサーズのようなプラットフォームを通じて、フリーランスサービスを提供するソーシャルメディア運用者を簡単に見つけることができるようになりました。

また代行者検索プラットフォームを使わず、ご自身でTwitterやInstagramで直接フリーランサーを探し出してコンタクトを取る方法もあるように幅広いです。

Instagram運用代行、SNS運用代行などで簡単にヒットします。

運用代行者は多くあふれていますが、信頼のできる人を見つけましょう。なぜなら質の低いマーケティングは、あなたのビジネスを向上させるどころか、むしろ害を及ぼす可能性があるので、注意してください。

運用代行フリーランサーがよく受け入れているソーシャル運用の内容とコストはおおよそ下記の通りです。

・2つのソーシャルチャンネルで、ハッシュタグとキャプションのスクリプト込みで月間10〜12のソーシャルメディア投稿→1万円〜3万円ほど
・3つのソーシャルメディアアカウントで20投稿→6万円〜7万円
・4つのソーシャルメディアアカウントで30投稿→8万円〜10万円

と、主に投稿のための簡単なクリエイティブ作成と投稿完了までが多いようです。

自社でソーシャルメディアを運用したい場合のコスト 

ソーシャルメディアマーケティングを自社で完全に行う場合、まず考えなければならないコストは従業員の時間コストです。例えばInstagramという1つのソーシャルメディアチャンネルを維持するためには、理想的には1日1時間の集中した作業が必要と言われています。定期的な投稿の公開や顧客からのメッセージの監視に時間を割くことができれば、ブランドの信頼性を維持するための素晴らしい方法です。さらに、各メッセージのトーンや情報に一貫性を持たせることができます。

プロ仕様のソーシャルメディアマーケティングツールを使えば、無料または比較的安価にこれを行うことができます。Statusbrewのようなツールは、

  • コンテントコメント両方の監視による、社内社外のリスク回避
  • コンテンツ公開の承認ワークフローの実装

をサポート付きで容易にします。

結局どっちがいい?判断に迷う場合

これから下記にリストアップすることが、「自分でできそうか、出来なさそうか」を基準に考えてみましょう。

・ソーシャルメディアプロフィールバイオの最適化またはゼロからの作成
・コンテンツカレンダーを作成する
・クオリティの高いコンテンツ(動画など)を公開し、ブランドの露出度を高める。
・ソーシャルプラットフォーム上でのお客様からの質問、レビュー、クレームへの対応
・インフルエンサーなどとのコラボレーションをして、コンテンツのリーチを広げる

またクリック数、シェア数、フォロワー数が、実際に売上や回転率、ROIの向上につながるのかどうか、自社のビジネスに最も影響力を及ぼすエンゲージメントを特定し、「実際の顧客につなげる」取り組みを製作ができるかどうか?を考える必要があります。

ソーシャルメディアマネージャー候補とのミーティングに臨む前に、あなたの今いる業界に基づいた具体的なビジネス目標を描いておく必要があります。ここで少しヒントをシェアします。

例えば

  • ウェブサイトのトラフィックを少なくともx%増加させる - コンサルタント業とサービス業向け
  • ランチタイムに来るお客様を増やしたい - 飲食
  • 売上を20%増やしたい - eコマース、フリーランスデザイナー、リテーラー、リアル店舗
  • 予約数を増やしたい - 医療・美容などtoC向けサービス
  • イベントへの参加率の向上(前回比x%増) - 趣味のサークルや教育機関、政府機関など

まずはあなたの企業がどのような目標を持って、何を実現したい、そのために必要な人的リソースは何か?を洗い出しましょう。

ソーシャルメディア運用について、相談したい場合はぜひチャットよりお声掛けください!

Hisami Matsubara

北インド発のソーシャルメディアモデレーション&アナリティクスツールStatusbrewの日本支社代表です。日本市場立ち上げのため、2019年単身で渡印し、インド在住5年目です。 「日本語でありそうでない」マーケティング知見を執筆します。 91年生まれ岐阜県出身。少女漫画と文学作品、ワインとインドが好きです。

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