こんにちは、ソーシャルメディアマーケティングのエキスパートStatusbrewです。
本日はStatusbrewの隠されたFacebookアナリティクスについてご紹介します。
その前に、Facebookアナリティクスとは?ネイティブではどこでパフォーマンス表示できるの?についてもお話しします。
Facebookアナリティクスは、その名の通りMeta社が運営するFacebookというソーシャルネットワークのビジネス向けFacebookページにおけるアカウント/コンテンツのレポーティングを行うことです。
Facebookアナリティクスでレポート作成を行いたい場合は、もちろんMeta Business Suiteにアカウントをお持ちであればすぐにアクセスができますが、本日はStatusbrewの高機能アナリティクスを使ったFacebookレポートをご紹介します。
1.ご存知でしたか?Facebookは見るべき指標が140もある!
2. 2023年12月最新のアルゴリズムの変化>エンゲージメントの急落下
3. Facebookの分析メトリクス
1.ご存知でしたか?Facebookは見るべき指標が140もある!
Facebookは、Twitterなど他のソーシャルチャネルとは違い、分析エンティティが異なります。
Facebook(現Meta社)が、大きく分けた3つのエンティティが
- Facebookページ指標 (Facebook Page Metrics)
- Facebook投稿指標 (Facebook Posts Metrics)
- Facebook動画指標(Facebook Video Metrics)
です。
Facebookは上記3つのエンティティごとに、取得するデータの見方が異なります。
- ページデータ(Page Data): あなたの管理するFacebookページそのものに関連するエンゲージメントインサイト
- 投稿データ(Post Data): 投稿ベースのインプレッションやエンゲージメントなどのデータインサイト
- 動画データ(Video Data): ユニークビュー、有料ビュー、オーガニックビューのような主要なビデオメトリクスを表示
Statusbrewでは、Facebookアナリティクスの全てを網羅するデータ取得+美しいレポーティング作成を開始します。
でもちょっと待った、Facebookページは数多く運用しているが、そもそもいきなりどうやってレポート作成していいのかわからない、、そんな方はまずFacebookが数多く提供している分析指標を理解しましょう。
こんなに見るべき視点があったのか!と思うこと間違いなしです。
Facebookのデータをもう一度深く掘り下げてみましょう。Facebookアナリティクスは、イベントベースのアナリティクスです。反対にあるのが、Google Analyticsのようなページ閲覧数ベースのアナリティクスです。
「誰が」「どんなアクションを行なったか」をFacebookアナリティクスでは深く追跡します。
こちらはStatusbrewのカスタマイズで自由にデータを敷き詰めていく様式のアナリティクス機能です。この分析指標を、あなたのページやコンテンツの成長過程に合わせて、またStatusbrewオリジナルの指標とも合わせてレポートを作成していきましょう。
2.Statusbrewの高機能カスタマイズ性データ作成ツールでFacebook分析レポートを作成する方法
ソーシャルメディアマーケティングでは、アカウントの成長のフェーズごとに見るべきデータが異なったり、時期や状況ごとにデータの視覚化を容易にできることが望まれている今日、Statusbrewは完全カスタマイズ性のデータ取得・分析ダッシュボードを提案します。
Statusbrewではまず上記のデータ・エディターにて、180以上から選べるメトリクスを選択したのちに右手のプレビューで一旦数字を集計します。「データの見方」となる16種類以上のディメンションを駆使してデータを様々な形で変形させ、さらに15種類以上ものグラフ・チャートにて好みのビジュアライゼーションを決定します。その後、さらに複数のフィルター機能によりデータの対象を絞り込みます。
Facebookのベーシックなデータを一つ作ってみよう
Statusbrewへようこそ、アカウント作成>ログインまで完了したら、レポートという機能にアクセスしましょう。
Statusbrewでは、テンプレートもありますが、「ブランク・レポート」を選択します。
今から作成するレポート・ダッシュボードの名前と、データソースを選択します。これからFacebookページのレポートを作成するので、Statusbrewに接続したFacebookページを選択します。
ここでブランクレポートを作成すると、新しいFacebookレポートというタイトルのダッシュボードが完成します。ここまでの時間はおおよそ1分以内です。
早速最初のデータ・ウィジェットを作成しましょう。ウィジェット(データ単位)作成画面に行くと、
- メトリクス
- ディメンション
- ヴィジュアライゼーション
を決定するセクションと、右手にデータ集計プレビューが表示されます。
まずは(1)メトリクスを選びます。検索結果が表示されますので、facebook..とタイピングし始めると、Facebookメトリクスが140個表示されます。
もっとも簡単に出しやすいFacebookの分析指標として、ページファン数(Page Fans)を選択してみました。すると右側のプレビューに、26,888人の数が表示されました。
その次に、ディメンションを選択します。
ディメンションとは、Aというデータを、どのように切り分けてみたいか?を決定するもので、Facebookの場合、
- Date(日付ヒストグラム)
- Profile(ソーシャルプロファイルごと)
- Gender(性別ごと)
- Locale(使用言語ごと)
- Country, City(国、都市ごと)
- Age(年齢ごと)で選択ができます。
この場合は日付ごとで選択してみました。ここでお気付きの方もいらっしゃるでしょう、
StatusbrewでFacebookレポートを作成できるモジュールは様々
以下のモジュールのデータを使って、レポートを作成することができます。
・包括的なインサイト
・年齢と性別によるインサイト
・国別インサイト
・都市別インサイト
・言語別インサイト
・有料広告/オーガニックコンテンツ別インサイト
・情報源別インサイト
・投稿時間別インサイト
・ページ情報別インサイト
また、当時に異なるモジュールを一つのウィジェットに挿入することも可能です。
レポートのビジュアライゼーションの種類
Statusbrew Analyticsは様々なレポートに対応しています。
・円グラフ
・棒グラフ
・積み立て棒グラフ
・線グラフ
・ヒートマップ
・マップチャー
ト
・ツリーマップチャート
・ワードクラウド
・折れ線グラフ
・面グラフ
・積み上げ面グラフ
・ナンバー
・表グラフ
と複数の種類からお選びいただけます。
さて、保存をクリックして一つ目のデータウィジェットが出来上がりました。右上にデータ取得期間を選択ができるので、いつでもデータの範囲を変更します。
3.実践!Facebookのメトリクスを知って分析に生かそう
Facebookページに関する基本的なメトリクスには何があるの?
Facebook企業ページはいっぱい運用しているが、そもそも
最もベーシックな分野から開始しましょう。
Facebookページの指標は、あなたのFacebookページがどのように機能しているかを把握するのに役立ちます。Facebookページを運営するからには、オーディエンスがどのようなアクションを起こしてくれれば、あなたのビジネスにとってコンバージョンと言えるのか?もデータ分析の背景に含めなくてはいけません。
クリックと一口に言っても、どこをクリックしてくれたら、よりあなたの本当の顧客に近づきますか?そのようなことを踏まえてFacebookは多くの着眼点を与えてくれます。
Facebook Page Actions Total(Facebookページ上のアクション数)
Facebookページ上で、一般オーディエンスが行うアクションを総称したものです。Facebookページ上で行えるアクションは大きく分けて2つ、CTAのクリックとあなたのページ情報に関する項目へのクリックです。
Facebook Page CTA Clicks Total(Facebookページ上CTAのクリック数)
Facebookにログインしている人が、ページのCTAボタンをクリックした回数の合計です。このクリックの内容を、
ユニーク別、ログインしているかどうか別、サイト別(wwwドメイン、モバイル、API経由)、性別&年齢別、国別、都市別等で切り分けることができます。
Facebookページのユーザーのアクション(Customer Action)メトリクスとは?
先ほどよりもう少し掘り下げた「ユーザーのアクション」を取り上げます。
Facebook Page Actions Total(Facebook ページ上のアクション数)
Facebookページには様々なアクション可能なボタンをクリックすることができますが、その中でも
- 「電話をかける」ボタン
- 「地図」表示ボタン
- 「ウェブサイト」表示ボタン
をユニーク別、ログインしているかどうか別、サイト別(wwwドメイン、モバイル、API経由)、性別&年齢別、国別、都市別等で切り分けることができます。
FacebookページのContent Consumptionsメトリクスとは?
Facebook初期からある、Facebook投稿消費者(Post Consumer)と「投稿消費(Post Consumption)」という言葉をご存知でしょうか?
Facebookのコンテンツ戦略の成功/失敗を評価する際、私たちStatusbrewはクライアントにエンゲージメントやリーチではなく、投稿の消費数、もっといえば、「消費者リテンション」を表す指標を大切にすることを唱えています。
例えば、投稿消費者(Post Consumer)とは何を表したいのでしょうか?ほとんどの人は、あなたの投稿に「いいね」、コメント、シェアをした人が含まれると考えています。しかし、それ以外に何が含まれるのかご存知ですか?
ポストレベルのFacebookインサイトエクスポート
* ライフタイムポストコンシューマー(Lifetime Post Consumer)
*投稿の生涯消費量(Lifetime Post Comsumptions)
Facebookがこの2つの指標をどのように定義しているかを見てみましょう。
ライフタイム・ポスト・コンシューマー
Lifetime(ライフタイム)。あなたの投稿のどこかをクリックした人の数です。ストーリーを
Post Consumers>あなたの投稿のどこかをクリックした人の数。
Post Cosumptions>稿内の任意の場所でクリックされた数。
ポストコンザンプションとは、投稿消費者が行うアクションのことです。1人の投稿消費者が複数のアクションを起こしても、それぞれがコンザンプションとしてカウントされます。
Facebookページのチェックイン(Check-In)メトリクスとは?
Facebookページのユーザーのアクションの中でも欠かせないチェックインです。あなたがなんらかのビジネスを運営している場合、あなたのFacebookページにチェックインをしてくれている頻度をリサーチしましょう。
Facebook Places Check-in Total (位置情報チェックイン数)
を、モバイルから、PCから、性別&年齢、地域、利用言語ごとに数字を出します。
Facebookページのカスタマーフィードバック(Customer Feedback)メトリクスとは?
Facebookは、ユーザーからの「ネガティブ」なフィードバック、「ポジティブなフィードバック」を顕著に指標として提供していることをご存知でしたか?
Facebookでは、ネガティブなアクションとして大きく2つ定義しています。それが
- いいね!の取り消し
- 投稿の非表示(スパムとして報告される)
です。このネガティブなアクションを
Facebook Negative Feedback(Facebookのネガティブフィードバック)
として、hide_clicks, hide_all_clicks, report_spam_clicks, unlike_page_clicksと種類ごとに分けたものがネガティブフィードバック指標です。
Facebook Positive Feedback(Facebookのポジティブフィードバック)
ネガティブに反して、ユーザーからのポジティブな反応として、answer, claim, comment, like, link, などをブレークダウンとして表示します。
Facebookページのフォロワー(Followers)メトリクスとは?
Facebook Fans Online(オンライン中のFacebookファンの数)
あなたのFacebookページの現時点でのファンユーザー(ページのいいね!をしている)が、時間帯ごとにオンラインの数をヒートマップで表示できます。
Facebook Fans Paid v/s Organic(Facebookのオーガニックファン/有料広告ファンの数)
あなたのFacebookページにいいね!をしてくれたユーザーをオーガニックと有料広告によるものかをブレークダウンします。
Facebookページのリーチvsインプレッション(Reach vs Impressions)メトリクスは?
Facebookページにおける大事な指標、投稿インプレッションと投稿リーチについて解説します。
Facebook Post Impressions(Facebook投稿インプレッション)
あなたのFacebookページの投稿がユーザーの画面に表示された回数です。投稿には、ステータス、画像、リンクシェア、動画などが含まれます。
これらを、
- オーガニック
- 有料広告(ペイド)
- バイラル
- ノンバイラル
と4つの流入エンティティで切り分けたものがその分の指標数になっています。
さらに、あなたのページについて公開した投稿の種類別(チェックイン、クーポン、イベント、ファン、メンション、ページ投稿、質問、ユーザー投稿、その他)の総インプレッション数からもブレークダウンができます。
インプレッションの相対的存在として、Facebook Post Reach(Facebook投稿リーチ)にすると、このあなたのページ上の投稿にたどり着いたユーザーの人数としてカウントします。
Facebook投稿リーチvsインプレッション(Facebook Post Reach vs Impressions)とは?
Facebookページのインプレッションとは異なり、投稿ごとのリーチやインプレッションを、
- ストーリー
- 市町村、国
- 性別
- 年齢
- 使用
- ペイド
- オーガニック
- バイラル
- ノンバイラル
のディメンションでブレークダウンしたい場合の指標です。投稿ベースのパフォーマンス順位をつけたい場合に有効的です。
Facebook投稿リアクションメトリクス(Facebook Page Post Reaction Metrics)とは?
Facebookは、他のソーシャルチャネルと違い、「いいね!」も多くの種類があることはすでに周知でしょう。
- いいね!
- 超いいね!
- 悲しいね
- ひどいね
のようなリアクションを個数で集計するときに利用するメトリクスです。
Facebookページファンメトリクス(Facebook Page Fan Metrics)とは?
Facebookページでは、あなたのページ自体に「いいね!」をしてくれたユーザーはファンとして認識されます。
そのファンを
- 新しいファン(ファンの成長)
- オンライン中のファン(最もファンがオンラインの曜日や時間帯を特定するのに役立ちます)
- 市町村、国
- 性別
- 年齢
- 利用のデバイス
- 流入リソース
など別でブレークダウンができます。
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