ソーシャルメディア(SNS)の炎上って検知できるの?

2023年2月7日 4 min read

こんにちは、ソーシャルメディアマーケティングのエキスパートStatusbrewです。

ソーシャルメディア(SNS)の世界では、「バズる」という言葉はどちらかというとポジティブな意味で捉えまれます。

多くのビジネスや個人は、少しでも注目を浴びたい = 知名度を上げたいことを目的に、様々なコンテンツをソーシャルメディア上で発信します。

バイラル(バズる)の定義って?

「投稿がバズった」とされる数字的な定義は様々あります。

  • コメントの数
  • シェア(リツイート)の数
  • いいねの数
  • 動画視聴回数
  • 受け取るDMの数

投稿がバイラルになった場合、次のことにも気づくことができます。

  • ページのオーガニックリーチの急増加
  • ページへのいいね

一般的に、Instagramでは例えば10万以上の「いいね!」や「インプレッション」、1,000以上のコメントがついた投稿は、「バズった投稿」であるとみなされます。しかし、「バイラル」という言葉は主観的なものであり、ブランドによって意味が異なる場合があります。

例えば、ある投稿が1万インプレッションを超えたらバイラルと見なすかもしれません。あるいは、非常にニッチなオーディエンスをターゲットにしている小規模なブランドであれば、バイラルは1000インプレッションまたはいいね!を意味することもあります。

某アメリカのユーチューバーは、、YouTubeの動画が1週間以内に500万回再生されればバイラルと見なすと述べていたり、ある調査では、広告会社の役員27%が、例えば動画が100万回再生されて初めてバズったと言える、という意見もあります。
専門家の間でも、何が正確にコンテンツをバイラルにするかは意見が分かれていますが、あなたのソーシャルメディアフィード上で話題になり、誰もが見たことのある動画、画像、記事のことです。バイラルはすぐに起こりますが、それが人々やブランドに与える影響は非常に大きいものです。 
要は、「人それぞれ」なのです。自社の分析や競合他社のデータに基づいてベンチマークを行い、成長するにつれて、より高い(しかし現実的な)エンゲージメント率を目指すことをお勧めします。

ネガティブなバズり = 炎上をいち早く検知したい

どのようなコンテンツも、1人でも多くの人にリーチすれば、100%企業/ブランドの意図するメッセージの通りにユーザーの理解に届く、ことはありません。

「様々な感想を持たれる」ならまだしも、自分の予期せぬ領域でバズってしまう、それがよくある「炎上」でしょう。

炎上はなぜ防げないのか?についてこれまでStatusbrewは幾度となくブログ記事にて取り上げてきました。

そもそも「炎上」とは、必ずしもソーシャルメディア上で発生するわけではありませんが、結果として

  • 最も世の中のユーザーが集いやすい
  • 悪評を広めやすい
  • 共感し合いやすい

場として、ソーシャルメディアにて「顧客の体験」を拡散されることが最もな事例でしょう。

例えばこちら、インドの航空会社IndiGoのフライト内で起こった事案を動画にてTwitterで拡散されたものです。この場合はIndiGoのクルーへの賞賛ツイートで溢れかえり、インド国内では大きなニュースにもなりました。@メンションでIndiGo公式アカウントにはたくさんの励ましのメッセージが寄せられ、これも一つのある意味の「バイラル」と言えます。

ただしこのエアライン会社としては、会社としての姿勢などを問う声も多く、ネガティブな意見も同時に寄せられていました。

このような内容は、まず「バイラルを起こしている」と瞬時に察知する力が必要です。

ソーシャル上の通知を一つの受信箱に流す

私たちStatusbrewは、ソーシャルメディアマーケティングの中では「通知を見逃さないこと」が最大の重要事項としてお伝えしています。

ネガティブ要素こそ、「アラート」として企業のマーケティングチームや広報チームが即座に受け取ることが重要です。

企業が最も恐れなければならないのは、コンテンツ公開時のモデレーションや承認フローがなく、批判や誤解の的になる要素を含んだコンテンツを発信してしまう事、そしてインバウンド・メッセージのコメント監視フローがなく、ブランドの危機につながる重要なメッセージを見逃してしまう事です。

そのためには、自社のブランディングにかかわるソーシャルチャネルが受け取るメッセージを、ネガティブ・ポジティブ問わずに一つの受信箱に集約、監視体制を置くことです。

Statusbrewのエンゲージ受信箱

コメント数がやたら多い投稿を通知する > ルールエンジン

Statusbrewでは、コメント監視の「判断を自動化する」ルールエンジンという機能を備えています。

どんなコメントやDMを、何件以上もらった時に、どのチームメンバーにSlackやTeams、メールで通知するか?を判別して自動通知します。

夜寝ている間に発生したバイラルを、あなたの重要な広報担当者やマーケティング担当者に周知します。

レポート機能でバイラルを監視する

Statusbrewでは、様々な種類のメトリクスを組み合わせて好みのデータをカスタマイズ作成する高機能アナリティクスを搭載しています。

急に時間帯ごと、曜日ごと、毎日の日付でインプレッションが妙に跳ね上がったりしていないか、などをモニタリングするために、データウィジェットを作成します。

このように、モニタリングしておきたい投稿グループをダッシュボードに敷き詰めておけば、自動的に24時間365日更新されるデータをチェックしておきます。

炎上の元、バイラルの元になる通知をマーケティングチーム全体で周知するプラットフォームを作成したい場合は、ぜひStatusbrewにお声かけください。

Hisami Matsubara

北インド発のソーシャルメディアモデレーション&アナリティクスツールStatusbrewの日本支社代表です。日本市場立ち上げのため、2019年単身で渡印し、インド在住5年目です。 「日本語でありそうでない」マーケティング知見を執筆します。 91年生まれ岐阜県出身。少女漫画と文学作品、ワインとインドが好きです。

Statusbrewを使ってみませんか?

いつでもキャンセルできます