[保存版]外資系SaaS企業のCEOが実際に使っているおすすめ厳選ツール8社を紹介!

2020年4月17日 10 min read

みなさんこんにちは、Statusbrewです!

近年ますます浸透し始めている言葉ですが、SaaS(サース)って何のことだかご存知ですか?

SaaSとはSoftware As A Serviceの略でクラウド上でソフトウェアやサービスを提供するビジネス形態のことです。ソフトウェアをインストールする必要がなく、料金形態もサブスクリプション(月額or年間課金制)式が主流です。

私たちStatusbrewもSaaS企業の一つです。上記のSaaSに関わるブログでは主に日本のSaaS企業を解説させていただきましたが、本日はStatusbrewのCEOをはじめ、Statusbrewのマーケター、セールス、カスタマーサクセス、そしてデベロッパー達が自信を持ってオススメする、実際に社内で利用しているSaaSプロダクト・サービスだけを一気にご紹介します!

Statusbrewは常に40社以上のアプリケーションにサブスクリプションして業務をこなしています。これらのアプリがなかったらと想像すると怖いです。

正直、どうしてあんまり日本に浸透していないんだろう、勿体無い!と思うことが多く、私たちが愛用しているプロダクト広めたい気持ちが強いため、StatusbrewのCEO、COO、各チームとベストSaaS企業プロダクトを決めて(独断と偏見で)挙げてみました!

では、分野ごとにご紹介します!日本語サポート対応しているかどうかもチェックしていきますね!

・セールス — Sales
・マーケティング — Marketing
・デザイン — Design
・法務 / 経理 — Legal and Accounting

セールス部門

(1)エストニア発!営業プロセスを完全に視覚化してくれるCRMプラットフォーム / Pipedrive

Pipedrive社

Pipedriveは元セールスマンがセールス担当者のために作った新型CRMプラットフォームです。実際に私を含めStatusbrewのセールスチームがtoBのお客様へのセールスプロセス管理に利用しています。

Forbesより参照

リードインから案件完了(=成立or不成立)までを一目でわかる操作性の高さと、綿密にデザインされたインターフェイスが特徴です。Deal(=取引)の中にCRMとして細かな顧客情報を整理して、さらにこれまでのインバウンド・アウトバウンドのアクティビティを全て記録・追跡できます。請求書や資料PDFなども全て時系列順で貼り付けもできちゃいます!

社内共有メモ、どんなアクティビティを行ったか、送信メールの開封追跡もできます!

さらに複雑になりがちなターゲットごとのフィルタリングも可能です。顧客へアプローチしてからの経過日数や、あらかじめ設定しておいたアクティビティ(フォローアップメール/電話)のリマインダーとしての機能も果たしてくれます。

【日本語対応】まだローカライズして間もなくサポートは英語ベースです。アプリ内とウェブサイトは一部日本語です!


(2)人的な機会損失がなくなりました!革新的な総合カスタマーサポートサービスプラットフォーム / Intercom

Intercom社

筆者の中の三種の神器と言っても過言ではないIntercomはウェブベースの商品を持つ企業には持ってこいの、顧客サポート・セールス・マーケティングチーム向けのライブチャットシステムです。

Statusbrewでは「何についてお困りですか?」というBotの設置からヘルプセンターへの誘導、オンラインデモ予約窓口、システムの正常性を証明するステータスの配置を一つのウィンドウでしています!

Statusbrewのウェブサイトを訪問してくださった方、アプリのユーザー様は上記のライブチャットウィンドウをご覧いただいたことがあると思います。

実際のインターフェイス

SaaS企業の強い味方ですね。 Intercomには3つのモジュールがあります。

・ユーザーと通信するためのライブチャットモジュール
・ユーザーを購入者に変えるための自動メールを送信するオンボーディングモジュール
・ユーザーの質問に答えるための教育モジュール

すべてのリードイン顧客を追跡、フィルタリング、セグメント化→見込み客をキャプチャして変換→ターゲットを絞ったメールとアプリ内メッセージにより、さらに多くの登録者をアクティブで価値のある顧客に変換→顧客のサポートと維持→セルフサービスサポートの提供

のサイクルをIntercomだけで実現してくれています。

このようにユーザーが何分前に私たちのウェブサイトのどのページを閲覧しているか、アプリ内でどの機能を使ってどんなアクションを起こしているか常にトラッキングしてくれるので、お声掛けの方法に迷いがなくなります。

通常はばらばらのポイントソリューションを組み合わせて複数のサービス(アプリ)をいくつもつなぎ合わせないといけないところも、Intercomで全て完結します。また私たちはZendeskやCalendlyなど他アプリとのインテグレーションでさらにIntercomを使ったビジネスを促進させています。

【日本語対応】アプリ内やヘルプセンターの記事は日本語ローカライズしています!ただしサポートは今の所英語のみです。サポートは懇切丁寧にいつもスクリーンショットを添えて説明してくれるので毎度感動します。


マーケティング部門

(3)インバウンドマーケティングツールのノウハウを惜しみなく大放出してくれる / HubSpot

HubSpot社

言わずと知れているかも知れませんが、インバウンドマーケティングのエキスパート集団によるHubSpot。そもそもアウトバウンド(セールス)の対義語、インバウンドマーケティングとは?インバウンドマーケティングとは、コンテンツを求める顧客自身にサービスを見つけてもらう、ユーザーの行動をこちらからアトラクトして寄せ付けるマーケティング戦略の一つです。不特定多数に向け広告を闇雲に出稿するのではなく、潜在的見込み客に対してコンテンツを作成し様々なチャネルでシェアします。具体的にいうとブログや動画、ホワイトペーパー、ウェビナー、Eブック、ニュースリリースなどのコンテンツをウェブ上で公開し、検索で上位表示(SEO)されたりソーシャルメディアでオーディエンスから拡散されるように取り組むことです。アクセス解析やメール配信、コンテンツ管理、ソーシャルメディア(SNS)運用など、異なるサービスをバラバラのアプリやツールで運用するのはとても大変ですが、HubSpotはそれを全て一括で叶えてくれます。

私たちStatusbrewが特にありがたく思っているのがHubSpotのマーケティングオートメート機能もですが、ランディングページや特定のキャンペーンページへのEブックやStatusbrewのPDF資料のダウンロードフォームの設置機能です。

HPをスクロールするとサイドバーから急に表示されるフレーム見たことありませんか?これのことです!

HubSpotの凄さはツールそのものもですが、何よりもインバウンドマーケティングに置けるプロ集団で「こんなことまで教えてくれるの?!」とびっくりの有益なコンテンツを常に発信していることです。

【日本語対応】嬉しいことに完全に日本語にローカライズしています。またHubSpotの日本チームの方は声をかけやすく活気にあふれていて勉強になりますよ!


(4)ソーシャルメディアを使ってビジネスを軌道に乗せるためのマーケティングプラットフォーム / Statusbrew

インド発で世界に2300万人のユーザーを持つソーシャルメディアマーケティングプラットフォームです。マーケティング手法の一つとして誰もがソーシャルメディアを利用できる時代。個人で活動するブロガー、インフルエンサー、YouTuberの方からスモールビジネス、大企業までどのようなビジネス形態、規模であってもソーシャルメディアを通したマーケティング成果を支援する総合型のソフトウェアサービスを提供しています。

一番人気の一括予約投稿機能。これはInstagram用のコンテンツを作成中!

承認ワークフローつきの一括自動予約投稿からソーシャル上でのカスタマーサポート(エンゲージ)、ソーシャルメディアでの広告運用コメントマネジメント、AIを利用した顧客の深層心理にせまるセンチメント分析など全てが詰め込まれています。事業規模がある場合はパスワードをシェアすることなく、クライアントやパートナー企業と多数のアカウントを一括で管理し、各ユーザーへ細かなアクセス権限を付与も可能なのでアプリ内で人事管理も可能。

炎上を防ぎ、ソーシャル上で顧客との関係性を育てるエンゲージメント管理機能は世界中のお客様にご利用いただいています。

使わない機能には課金せず、本当に必要な機能だけ」をモットーとした完全カスタマイズプランが充実しており、24時間即応のサポート体制もバッチリ揃えています。

【日本語対応】アプリ、サポート(ヘルプセンター/チュートリアル)、ブログ記事も完全日本語対応しています。

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(5)世界的に利用ユーザー数が伸びている!タスク・プロジェクトマネジメントツール / Asana

Asana(アサナ)は企業のどの部署のどんなプロジェクトにも対応するタスク管理ツールです。ソフトウェアの開発フロー管理はもちろん、マーケティング部門、オペレーション管理、さらには新入社員へのオンボーディングタスクなどもAsanaで作成することができます。

Asanaで管理できる仕事は大きく分けて2種類。まずはデッドラインが決まっているプロジェクトがあるかと思います。例えばあるプロジェクトの導入、あるいは四半期ごとのマーケティング活動だったりと、様々なプロジェクトでもAsanaは使えます。

Statusbrewの「ヘルプセンター」をつくり上げるためのストラクチャーとタスクです!

2つ目がプロセスのあるもの。業務自体に明確な完了はなく、半永久的に続くものを指します。例えば私たちのようなSaaS企業のカスタマーサポートへの問い合わせ対応であれば、メールやライブチャットなど様々な方法でお問い合わせが来てそれに対して一つ一つ回答していくと言う業務フローですよね。このプロセスをいかに透明に、効率的に管理していくのか。

また、一つのプロジェクトで色々なキャンペーンが生まれる場合も、一つの目的のあるプロジェクトに対する取り組みを社内全員が同じ土俵に立つための確認タスクの作成などといったシーンでも Asanaは活躍します。

そしてAsanaの良いところは、タスク(チケットと呼んでいます)一つ一つごとにプロジェクトに関わる担当メンバーとAsanaのボード内で会話ができて不透明な部分を無くしていくことができます。

チームメンバーからのタスクの割り振りや私からした質問の回答は「受信トレイ」に全て集約するので見逃すことはありません。

Asanaのさらに良いところはモバイルアプリでもブラウザ版とほとんどUIが変わらないので外出先でも常にチェック、メンバーとコミュニケーションが取れます。

【日本語対応】アプリもヘルプセンターの大半の記事が日本語ですが、カスタマーサクセスは日本語対応しているかちょっと怪しいです…(問い合わせ中なのでアップデートあり次第更新します!)


デザイン部門

(6)オーストラリア発!インスタグラマーから学校の先生まで!プロフェッショナルな美しいデザインを作成できる / Canva

Statusbrewの中でもデザインツールといえばCanvaを使えという共通認識が存在しています。特に私たちのようなIT企業はマーケティングコンテンツ作成のためにインフォグラフィック(データや情報などをわかりやすく視覚的に表現すること)のテンプレートをよく使います。

インフォグラフィックとはこちらの事です!ソーシャルメディア戦略について実際の数字と共にわかりやすくまとめてみました!

Statusbrewはソーシャルメディアマーケティングについての情報を常にソーシャル上でも発信しているので、Instagramのストーリー投稿を作成するときもCanvaを使っています!

これまでにCanvaを使って作ったIGストーリーの一部。他にもPinterest用、Facebook用、Twitter用と全てデザインはCanvaに任せています。

自分たちで申し上げるのも何ですが、どうして全てのコンテンツに一貫性があると思いますか?Canvaは企業やブランドのために、ブランドリソースを保存してデザインに適用する機能も整っているのです。

これが私たちのブランドリソースです。企業にとって一貫したブランディングは命です。

他にもブログカバーやウェビナーの告知、そして誕生日のチームメンバーへのバースデーカードも全部Canvaで作っています。

一番の特徴は、誰でもレベルの高いコンテンツをあっという間に作ることができる直感的なインターフェイスとプロのデザイナーが作った無数にある美しいハイセンスなテンプレートの豊富さです。

Statusbrewでは朝食・昼食が出るのですがHRがメニューもCanva作っちゃったりしています。社食にしてはやたらオシャレ...笑

【日本語対応】アプリ内もカスタマーサービスもブログも全て日本語対応しているようです。Twitterから有益な情報が流れてくるのでフォローしてみてくださいね。


法務・経理部門

(7)世界中で信頼されている電子署名で契約と合意をもっと効率化! / DocuSign

印鑑制度の有り無しが騒がれていますが、Statusbrewからお客様へ発行する契約書はこのDocuSignという電子署名を採用しています!

私たちのようなSaaS企業は契約書関係一式を全て電子化に移行しています。理由として、スピードとコンプライアンス強化、加えてお客様サイドとしても署名するために社印を捺印しなければならないことは手間になります。利便性を考慮した上で、世界で一番利用されている電子署名サービス企業のDocuSignさんを利用させていただいています。

まず自分の署名を作成しておきます。私は自分の筆記に自信がないので自分の名前をタップしただけでデザインしてくれるDocuSignの自動署名生成に頼っています(笑)

送信側:送信する文書(PDF)をドロップ→送信先のお客様のメールアドレスを設定→押印位置をアプリ内で指定→送信

受信側:上記のメールが届くので開封→サイン

文書はdse@docusign.netからのメールで送信され、受信者がDocuSignのアカウントを持っていない場合でもその文書を開いて署名し、署名プロセスを完了することができます!

ハイセンスな自分だけの署名を作ることができますよ!

【日本語対応】アプリ内もサポートも完全日本語対応しています。


(8)オンラインで見てもモバイルで見てもプロ級の仕上がり。セールスに関わる書類を完全自動化 / PandaDoc

ウェブベースの新しい書類作成エディタを展開している2011年創業のPandaDoc。このエディタを使うと、セールスチームはデザインテンプレートを利用して素早く提案書や契約書を作成できます。

書類編集機能に加え、セールスチームをサポートするために提案から契約、デジタル署名までの一般的なワークフローも対応しています。

提案書や企画書に必要な要素を事前にテンプレートとして登録しておくことができたり、事前にカタログに商品情報(SaaS企業の場合はプランごとの詳細)を登録しておくことで、プランを選択するだけで見積等を埋め込むことができます。

実際の作成画面です。ブロックやフィールドを自由自在にカスタマイズしています。世界中の通貨に合わせた税率設定も一瞬。電子署名としての機能もあるのです。

また企業の中でよくあるのが、販売プロダクトやサービスに関する基本的な説明資料や特記事項等を過去の資料をあさって流用したりしませんか?各担当者やすでに会社にいない前任が個々にカスタマイズした内容だったりして「これ使っていいのかな?」と悩むこともよくあると思います。

PandaDocを利用すれば、Content Libraryと呼ばれるストレージに登録されているものは会社としてオーソライズされたコンテンツである認識さえ持っていれば、安心して文書を作成することができますし、各顧客ごとに特化した内容を入れ込みたいのであれば、それは完成した過去のドキュメントをテンプレート化してディプリケートしていけば良いだけなので助かっています。

最後に、PandaDocが特徴的なのは、作成した文書のURLを顧客に送り、内容の確認と内容に対する質疑応答等のコミュニケーションがPandaDoc内でできてしまうことです。ありがちな見積書、請求書の作り直しということが一切なくなりました。

【日本語対応】今の所していないようですが、YouTubeでわかりやすいチュートリアル動画がたくさん出ています :)


いかがでしたでしょうか?Statusbrewは今後もさらにおすすめSaaS企業を紹介していこうと思います!

うちもSaaS仲間だよ!紹介してほしい!ぜひ取り上げてくれ!との声もお待ちしております。Statusbrewはパートナーシップ大歓迎です。

Hisami Matsubara

北インド発のソーシャルメディアモデレーション&アナリティクスツールStatusbrewの日本支社代表です。日本市場立ち上げのため、2019年単身で渡印し、インド在住5年目です。 「日本語でありそうでない」マーケティング知見を執筆します。 91年生まれ岐阜県出身。少女漫画と文学作品、ワインとインドが好きです。

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