多すぎ?少なすぎ?どのくらいがいいの?Instagramへのベストな投稿頻度について!
皆さんこんにちは。突然ですが皆さんは、インスタグラムやその他ソーシャルメディアへの最適な投稿頻度がどれくらいかご存知でしょうか?特に、インスタグラム上でのオーガニックリーチが減少傾向にあるいある今、アルゴリズムを攻略するためにベストな投稿時間を知ることと同様に、インスタグラムへの最適な投稿頻度を知ることは重要です。
もしあなたがSNS運用代行業などを始める場合など、クライアントに必ず聞かれる質問ですのでここで学んでおきましょう。
ベストな投稿時間については、以前に記事を書いているので、今回はソーシャルメディアへの投稿頻度の重要性とエンゲージメントとの関係、そして新しいアルゴリズムの変化による影響の面から、ベストな投稿頻度について紹介していきます。
インスタグラムと比較して、
- Twitterのベストな投稿頻度
- Facebookのベストな投稿頻度
と併せて説明した方がソーシャルチャネルごとの特性がつかみやすいため、少し長くなりますが、どうか最後までお付き合いください。
目次
1.アルゴリズムから考える:どのくらいの頻度で投稿するべきか
1-1.アルゴリズムはどうやって表示する投稿を選抜しているのか?
2.「投稿頻度が多い=エンゲージメント数が多い」なのか?
2-1. Facebookのベストな投稿頻度
2-2. Twitterのベストな投稿頻度
2-3. Instagramのベストな投稿頻度
3.「投稿頻度が多い=エンゲージメント数が多い」なのか?
4.投稿頻度の一貫性
5.イベントやプロモーション期間は投稿頻度を増やせ
6.量より質
7.フォロワーに尋ねてみる
8.最低限平均頻度には食らいつきましょう
1.アルゴリズムから考える:どのくらいの頻度で投稿するべきか?
インスタグラムのアルゴリズムはソーシャルメディア(インスタグラム)マーケティングの中で非常にホットな話題であり、多くのユーザーは自分たちの投稿にどのような影響があるのかと気になっているでしょう。皆さんは恐らく、3日前の投稿が自分のフィード画面に現れたり、数日前の自分の投稿に新しい「いいね!」が付いたりということに既にお気づきでしょう。
以前のインスタグラムのアルゴリズムでは、インスタグラムの投稿の最盛期間は72分でした。これは全エンゲージメント数の半分が、この時間内に得られるものであるということを意味しています。
現在のインスタグラムのアルゴリズムが導入されてからは、エンゲージメント数やリーチ数の減少の兆候が見られますが、投稿の寿命は少しだけ長くなったようにも見えます。最大瞬間風速は1〜2時間と呼ばれています。
アルゴリズムはどうやって表示する投稿を選抜しているのか?
投稿が公開されて1時間〜2時間以内に、どれだけのエンゲージメントが得られるかが非常に重要とされています。これは、インスタグラムが最初にあなたの周りの最もアクティブなフォロワーの何割かに表示する仕組みになっているからです。そして、彼らが生み出す1時間前後のインタラクションをもとに、さらに何人の人に見てもらうべきかをアルゴリズムが判断するのです。
ですので、この「1時間〜2時間以内に起こされたインタラクションとユーザーの質」が最も肝心なのです。
しかしながらアルゴリズムは日々変化しているため、投稿してすぐに得られる反応はアカウントによっては減っているかもしれませんが、皆さんの投稿は後々も皆さんのフォロワーのフィード画面には、表示されます。
そして皆さんのインスタグラム戦略において、これは何を意味するのでしょうか?リーチ数が劇的に減っているから、もっとインスタグラムに投稿するべきなのでしょうか?もしくは現在は皆さんの投稿の寿命が長いので、投稿数を減らすべきなのでしょうか?投稿数の増加は皆さんのエンゲージメント数を増やすのか、あるいは皆さんの過去の投稿からエンゲージメントを奪ってしまうのでしょうか?
これらの疑問に対するいくつかの答えがあります。見てみましょう!
2. 各ソーシャルチャネルの投稿頻度の見つけ方
結論から申し上げると、「何回の頻度が良い!」という明確な答えはありません。それはどんな調査団体もマーケターもそれぞれ答えが違うことが証明しています。
ただしフェイスブック、インスタグラム、ツイッターにどれくらいの頻度で投稿するかを決める方法はあります。
手始めに、Facebookから見てみましょう。
2-1. Facebookのベストな投稿頻度
突然ですが、皆さんはFacebook社が公式に発表している「ニュースフィードパブリッシャー向けのガイドライン」は参考にしていますか?
Facebookは公式に、どのような投稿の種類と投稿の方法がアルゴリズムに作用するかを発表してくれているのです。そして投稿頻度に関しては、
Facebookの投稿は比較的頻繁な方が良い
としています。
FacebookではInstagramと同じく、誰がいつあなたの投稿を見るかをアルゴリズムで決定しているため、オーディエンスがあなたのアップデートを見過ぎてしまうこともありません。
Facebookの言葉を借りれば、「投稿するコンテンツが新しくて質の高いものであれば、ファンやフォロワーに"大量コンテンツがうるさい"と迷惑をかける心配はありません」ということになります。
Facebookの投稿戦略が成功する方法はさまざまで、すべてのアカウントに共通する、適切な投稿のタイミング、投稿数、投稿の種類はありません。重要なのは、オーディエンスが興味を持つと思われる優れたコンテンツを作成することです。
自分の「スイートスポット」を見つける
まず、Facebookページの「インサイト」タブを開き、「投稿」をクリックすると、オーディエンスがFacebookを利用する傾向にある時間帯の完全な内訳が表示されます。
日ごと、時間ごとに分けて、このようなグラフで表示されます。
また、インサイトの「投稿」セクションでは、いつ、何をシェアしたかという投稿履歴と、各更新のリーチ数やエンゲージメント数が表示されます。
この中で最もよい時間帯を決める>その前後で数件の投稿数を決めていく、もしくは頻度を絞り込んでいきます。
2-2: Twitterのベストな更新頻度
Twitterアナリティクスの「ツイート」タブでは、インプレッション数、返信数、リツイート数、リンククリック数などの統計情報が、選択した日付範囲で表示されます。
つまり、投稿方法(ツイートとリプライ、プロモーションなど)を変更しても、その結果を以前のものと簡単に比較することができるのです。
ただし、その結果には複数の要因が影響していることを忘れないようにしましょう。ある期間に投稿頻度を上げても効果が出ない場合は、その期間にシェアした更新内容も考慮してください。
例えば、同じ数のツイートとリプライをシェアした日が2日あるとしたら、1日だけはインプレッション数が跳ね上がる時があります。これは、頻度の問題ではなく、内容や投稿時間などを分析する必要があると考えられます。
ツイッターでは、ツイートを繰り返し投稿しても比較的問題ないことも覚えておいてください。ツイートの寿命は30分以内なので、オーディエンスがツイートを見ることができる時間はそれほど長くはありません。最良の結果を得るためには、同じツイートを異なる時間帯に再投稿してみましょう。
2-3:Instagramのベストな投稿頻度
インスタグラムは、まったく別のゲームです。視覚的なコンテンツであるため、素早くツイートするよりもフィードへの投稿量は少なくて済みます。また、オーディエンスの役に立つ、共有したい質の高い画像を見つけるのも難しくなります。
インスタグラムに投稿する量は、あなたの目標によって異なります。目標がエンゲージメントであれば、知名度やオーディエンスの構築が目標であれば、それほど頻繁に投稿する必要はありません。
また、フォロワー数にもよりますが、何十万人ものフォロワーがいる場合は、新しいブランドを育てようとしている場合ほど定期的に投稿する必要はありません。
インスタグラムの一般的なルールとしては、1日1回フィードに投稿すれば十分でしょう。しかし、ただ投稿するだけではいけません。視聴者と共有できる有益な情報がない場合は、投稿しないでください。
そこで、エドガーがリサイクルコンテンツの活用をお手伝いします。古いコンテンツに新鮮さを与え、事前にコンテンツをスケジューリングすることで、オーディエンスに価値を提供することができます。
一方、Instagramのストーリーは、オーディエンスを惹きつけ、あなたの存在を思い出させるのに最適な方法です。ストーリーの数は多ければ多いほど良いです。毎日、複数のストーリーを投稿することで、オーディエンスとのエンゲージメントを高めることができます。ただし、オーディエンスにとって価値があると思われるものだけを投稿することを忘れないでください。
3.「投稿頻度が多い=エンゲージメント数が多い」なのか?
最近私たちは、多くても1日に6回までしか投稿しない人を多く見かけますが、一方でいくつかのブランドは30分に1回ものペースで投稿をしていたりします。
では休むより投稿したほうがいいのか?
一言で答えるなら「No」です。しかし皆さんがどのくらいの頻度でインスタグラムに投稿するべきかは、皆さんのフォロワーが何を求めているのか、そして皆さんがどのくらいの時間をインスタグラムのマーケティング戦略に費やせるのかによって、大きく変わります。
多くのインスタグラムユーザーはフォロワー達が投稿を見ないことを心配しますが、Fashion Novaはフォロワー達が世界のどこにいようが、自分たちのコンテンツを見るということを知っています。
世界的なファッションブランドは1日に30回まで投稿をし、30分ごとに次の投稿を作っています。彼らのオーディエンスは高頻度の投稿に対して不満を抱いていないですし、そのアカウントは1080万ものフォロワーを抱えています。また、そのブランドの平均いいね数は13700で、1つの投稿につき90ものコメントが付いています。
Fashion Novaのソーシャルチームは、フォロワー達がそれぞれ異なる時間にオンラインしていることから、この戦略によりブランドが幅広いオーディエンスにリーチできると信じています。また彼らは、それをインスタグラムのアルゴリズムを攻略する1つの方法としても捉えております。より頻繁に投稿することで、彼らのフォロワーが最低限毎日投稿を見ることを保証できるのです。
しかしこれは必ずしも、皆さんも1日に10回以上投稿しなければならないということではありません。Fashion Novaはどんな投稿頻度にも馴染むように、そして新しいコンテンツを見れば興奮するようにオーディエンスを育ててきました。
彼らはまたすぐに新しいスタイルへと転換し、数多くの新鮮なファッションブランドとフィード画面でシェアしたくなるようなコンテンツを提供しています。
Union Metrics社の最近の調査によると、数か月という期間で55社以上のブランドがインスタグラム上に投稿をしており、さらに投稿頻度を多くした時には、エンゲージメント数の減少が一度も見られませんでした。
「それらの高頻度の宣伝活動に関して、ブランドに関する投稿をすればするほど、後々の投稿におけるエンゲージメント率が下がるのではないか、というのが我々の最初の見立てでした」、と調査結果で発表しておりました。「しかしそれは、真実ではなかった」。
その調査はまた、コンテンツの投稿量とそれらのエンゲージメント率には、いかなる相関関係もないことを立証しました。
「我々は投稿を行ったアカウントを、1時間、1日と一度ずつ監視していた。するとほぼすべてのコンテンツが、1時間に1つのペースで連続して投稿した時でさえも、平均エンゲージメント率を上回っているのを目にすることができた。その後も投稿に対するエンゲージメントが衰えることはなかった」。
4.投稿頻度の一貫性
皆さんの理想的な投稿頻度は、皆さん自身の、そして皆さんのビジネス目標と、皆さんがインスタグラムマーケティングにどれだけの時間を費やせるのかに掛かっています。
ソーシャルメディアのエキスパートであるネイル・パテール氏は、「もし皆さんが1日に何度か投稿する癖をつけても、それを1週間に数投稿しかしなくなれば、皆さんはフォロワーを失い、1投稿当たりのエンゲージメント率も下がるでしょう。つまり、インスタグラムにとって最も良い投稿頻度は、皆さんの日常生活における休息も考慮したうえで、皆さんが一貫して続けることができる頻度なのです」、と説明しました。
だからより多くの投稿におけるエンゲージメント率を落とさないためにも、自分が維持できる頻度で投稿を続けましょう。ネイルさんが言うように、もし皆さんが1日に何度か投稿することを習慣づけたとしても、その頻度が減ってきてしまえばフォロワーとエンゲージメント率も減ってしまうのです。
筋トレやダイエット、勉強と同じくインスタグラムにおいても、自分が続けられる量を毎日継続することが大事です。
5.イベントやプロモーション期間は投稿頻度を増やせ
最初に言いますと、皆さんが爆発的に投稿頻度を上げたいと思ったら、そうするべき期間があるのです。例えば、有名な美容品ブランドGlossierは新商品「Lidstar」を発売した週は、1日に10回近く投稿をしていました。
新商品を発売した際にはいつもたくさんの興奮が巻き起こっているので、フォロワー達はさらに投稿を見ることができて喜んでいました。それとGlossierのエンゲージメント率は一貫して安定しており、たった1時間で新しい投稿がシェアされます。
スタイル&音楽ブロガーである、Courtney Trop of @alwaysjudgingはパリファッションウィークの時には1日に10回まで投稿をしていました。彼女のコンテンツが一貫していたこととブランドとの関連性が強かったことから、彼女のエンゲージメント数において目立つような変化はありませんでした。
大半のインスタグラムユーザーが誰をフォローするか慎重に選び、フォローリストをより良いものにしようとするので、何か素晴らしいものがシェアされた時には彼らはさらに他の投稿を見ることも惜しみません。
6.量より質
インスタグラムへの投稿頻度を増やし、皆さんのコンテンツが目にされる機会を増やすことによって皆さんのリーチ数を増加させる時、もし皆さんのコンテンツの質が下がれば、エンゲージメント数とフォロワー数もそれに伴って減るでしょう。
もし皆さんがインスタグラムへの投稿頻度を増やそうとしているのなら、それだけの時間を費やせるのかどうかを自分で理解していることが大切になってきます。決して、投稿することそのものが目的になってはいけません。
もし皆さんがフォロワーに何か伝えたいことがあっても高いクオリティで投稿できる自信がなければ、インスタグラムのストーリー機能を使いましょう!フィード画面に載るため審美的に作らなければならない、という心配をする必要がないので、インスタグラムのストーリーは素早く自然にコンテンツを配信できる完ぺきな機能です。
7.フォロワーに尋ねてみる
どれくらいの頻度で投稿するべきかを知るもう一つの良い方法は、単純に「聞く」ことです。皆さんのストーリーに投票を追加し、投稿数が今よりも多いほうがいいか少ないほうがいいか尋ねるのです!
最近は、多くのブロガー達がフォロワー達に「投稿とストーリーどっちの方がもっと見たいか?」といった質問をしている姿が見受けられます。結局のところ、最も大事なのは皆さんのオーディエンスです、ですから、彼らが何を求めているのかを理解しましょう!
8.最低限平均頻度には食らいつきましょう
Union Metrics社の調査によると、1日あたりの平均投稿数は1.5回だそうです。多くの企業にとってこれは良い割合であり、特にこのペースを維持している企業は、現在のフォロワー達に自分たちのアカウントをフォローした後、どのようなコンテンツを見ることができるのかを暗示できました。また、これは大半の企業にとって現実的な目標であり、なぜならインスタグラムのために1日に複数の投稿を作成することは、かなりの時間を消費することになるからです。
いかがでしたでしょうか?結論としては最低でも1日1.5回以上のペースで毎日投稿を続け、ソーシャルメディアマーケティングに費やせる時間と相談しながら1日当たりの投稿数を増やしてみましょう。
InstagramマーケティングはStatusbrew(ステータスブリュー)で始めましょう。